女子野球W杯決勝R、24年夏にカナダで開催へ…日本は6連覇中

18年の第8回女子野球W杯のトロフィー。日本が優勝した(カメラ・軍司 敦史)
18年の第8回女子野球W杯のトロフィー。日本が優勝した(カメラ・軍司 敦史)

 WBSC(世界野球ソフトボール連盟)は20日(日本時間21日)、女子野球の第9回W杯の決勝ラウンド(R)を、24年夏にカナダ東部のサンダーベイで行うと発表した。これまで2年ごとに開催されていたが、18年に米フロリダ州で行われた第8回以降は新型コロナウイルスの影響を受けて延期されており、6年ぶりの開催となる。

 発表では、W杯には6チームが出場。この大会から決勝の前年に地域予選を勝ち抜いた12チームによる1次Rが行われるため、来年8月に同所でA組の1次Rを開催、同B組の開催地や開催期間は後日発表される。08年の第3回大会から6連覇中の侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」は、来年開催が予定されているアジア枠(4枠)の予選を兼ねた第3回BFAアジア杯(来年5月、香港)出場に向けて、すでにチームを編成し合宿も行っている。

 同連盟のフラッカリ会長は、「今回の発表は女子野球の国際大会の復活への第一歩となります。来年、各国の代表選手がカナダで戦うのが待ちきれません」とコメントした。

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