【ソフトバンク】千賀滉大 夢のメジャーへ準備と進化…担当記者が見た2022総集編

スポーツ報知
千賀滉大

 千賀滉大が5年前からの夢をかなえ、来季からメジャーに移籍する。メッツと5年7500万ドル(約103億円)で契約。2010年育成ドラフト4位での入団時は年俸270万円で、約20億円アップと760倍以上にまで跳ね上がった。

 17年にWBCに出場。準決勝の米国戦でドジャー・スタジアムのマウンドに立ち、その雰囲気に魅了された。「ずっと、MLBでプレーすることへの思いを持ち、それをかなえるため行動をしてきました」。今春は“お化けフォーク”よりも速く落ちるシンカー系の変化球「スプリーム」に本格挑戦。「(育成時代の)初心が根底にある中で、常に自分のレベルアップを図りながら生活したい状況なので」。日本球界で絶対的な立場を築いても、現状維持に甘んじることはなかった。

 日本のプロ野球では、次回の投球に備え、味方の攻撃中にベンチ前でキャッチボールを行う投手がほとんどだが、千賀はベンチ裏でプライオボールといわれる重さの異なる数種類のボールを使って肩を温める。米大リーグでは、ベンチ前でのキャッチボールが行えない。どんな時も憧れの舞台を見据え、行動してきた。

 メッツでは、バーランダーやシャーザーらと“世界最強ローテ”を形成する。同じフォークを操り、トルネード旋風を巻き起こした野茂英雄氏のように、千賀も大暴れする。(中村 晃大)

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