師走を迎えたので、私なりの「政界10大ニュース」を挙げてみました。
〈1〉萩生田光一氏、西村康稔氏、世耕弘成氏は意欲を見せていますが、後継者が決まる気配は感じられません。来年はベテラン議員が他派閥に引き抜かれる可能性も否定できませんよ。
〈2〉JNNの世論調査では、菅氏が次期首相候補3位に浮上していました。本人は否定していますが、もう一度首相に就任した場合は、官房長官が誰になるのかも注目です。
〈3〉選挙戦を追いかけてきた身としては、銃撃事件はつらかったです。死去翌日に山梨で行われた岸田文雄首相の演説、その厳戒態勢は衝撃的でした。
〈4〉岸田首相はもっと感情を出してもいいと思うんです。二階俊博氏くらい、ぶっ飛んでいても面白い気はするのですが。
〈5〉デメリットもあると感じます。東京の選挙区が狭くなり「都議でもこなせる地域なのでは?」という所も出てくる。地方の議員は減らされ、地域のリアルな声がしっかり議員に届くのかは、不安要素ですね。
〈6〉旧統一教会の一件を受けて、若い世代に対しては宗教だけでなく、さまざまなマインドコントロールの危険性についての注意喚起になっていたと思います。
〈7〉結局は自民党が国民民主党をうまく吸収してしまうのでしょうか。国民民主党は所属議員も少ないので選挙区調整もやりやすいですからね。
〈8〉日本維新の会は立憲民主党を参院選の比例票得票数で抜き、勢いを感じます。立民はもっと危機感を抱くべきです!
〈9〉選挙の在り方としては正しいとは言えない気がします。法定得票数に届かないケースが今後もあると思うので注目したいです。
〈10〉山本期日前さんの取材力には驚かされてばかり。意見を交わすことも多いです。私にとっての来年の目標は、イベントなどで政治をポップに語る機会を作れたらいいなと思っています。(タレント・井上咲楽)