當真あみ、1000人に1人のニューヒロイン…アニメ映画「かがみの孤城」主人公役で声優初挑戦

東京での生活は「電車の乗り換えを覚えるのが大変」と話す當真あみ(カメラ・相川 和寛)
東京での生活は「電車の乗り換えを覚えるのが大変」と話す當真あみ(カメラ・相川 和寛)
声優を務めた「かがみの孤城」
声優を務めた「かがみの孤城」
東京での生活は「電車の乗り換えを覚えるのが大変」と話す當真あみ(カメラ・相川 和寛)
東京での生活は「電車の乗り換えを覚えるのが大変」と話す當真あみ(カメラ・相川 和寛)
東京での生活は「電車の乗り換えを覚えるのが大変」と話す當真あみ(カメラ・相川 和寛)
東京での生活は「電車の乗り換えを覚えるのが大変」と話す當真あみ(カメラ・相川 和寛)

 女優の當真あみ(16)がアニメ映画「かがみの孤城」(23日公開、原恵一監督)で声優に初挑戦する。中学生7人の葛藤や成長を描いたファンタジー。1000人超のオーディションから主人公・こころ役に抜てきされた。2020年に地元の沖縄でスカウトされ、芸能界入りしたニューヒロインは黒島結菜(25)、永野芽郁(23)らを輩出したカルピスウォーターのCMキャラクターとしても注目されている。(有野 博幸)

 沖縄生まれの16歳。高校入学に合わせ、今春から東京に拠点を移して芸能活動を本格始動した。声優初挑戦の「かがみの孤城」は「小説を読んで大好きになった作品。絶対にやりたい」とオーディションを受けた。

 演じたこころは、引っ込み思案で学校に居場所をなくしてしまった中学1年生。原作を読んだ時点から「控えめなところが自分に似ている」と感じたという。1000人以上が参加したオーディションでは、原監督から「際立って、活発な子ではない印象。でも、内側にしっかりしたものがある。『純白』という言葉がふさわしい」と評価され、見事に合格を勝ち取った。

 1月期のTBS系「妻、小学生になる。」で女優デビューするなど今年だけで3本のドラマに出演し、少しずつ経験を重ねているが、声の演技は初めて。「泣いている声を表現するのが難しかった。監督の指示に合わせて微妙な違いを出すことに苦労しました」。完成した作品を試写で見ると「大好きな『かがみの孤城』の世界に自分が入ったみたいでワクワクしました」。クランクアップでは「終わってしまう寂しさと肩の荷が降りてホッとした気持ち」で感極まり、涙があふれた。

 11月24日には、人生初の舞台あいさつを経験した。「あれほど大勢の方の前で話すのは初めて。緊張し過ぎて手が震えたので、思いっきり力を入れてマイクを握りました」。共に声優を務めた北村匠海(25)、宮崎あおい(37)らと舞台上に並び「一緒に作り上げたという実感が沸いてきました」

 18年の本屋大賞を受賞した辻村深月さん(42)の小説を映画化したファンタジーミステリー。7人の中学生が鏡に吸い込まれるように中に入り、不思議な城で共に過ごす物語だ。「登場人物それぞれが悩みを抱えていて人間味がある。だから誰かに感情移入できる。いたるところに伏線があって、内容が深い。私と同世代の方は共感できると思うし、大人の方も懐かしいと思いながら見てほしい」と呼び掛けた。

 沖縄で過ごした中学時代はテニス部に所属し、「芸能界は画面やスクリーンの向こう側、私とは全く縁がない世界だと思っていた」。現在のマネジャーから声を掛けられ、悩みながらも「奇跡だと思った。こんなチャンスは人生で二度とないかもしれない」と家族と相談して芸能界入りを決意した。

 仕事を始めてから1年半ほど。長澤まさみ(35)に憧れ、「明るい役からシリアスな役まで、演じる役の幅が広くて、全然違う人に見える。尊敬しています」。TBS系ドラマ「オールドルーキー」では綾野剛(40)と共演し「やっぱり主演の方はオーラがある。綾野さんの作品に対する熱意はすごい」と刺激を受けた。

 現在は「自分とは違う人間になれて、役を通して新しい経験をできるのが楽しい」と女優の仕事に熱中。「謎めいたミステリアスな役、はじけた明るい役にも挑戦してみたい。学園ドラマにも興味があります」と目を輝かせている。声優経験で得た表現力も生かし、2023年のブレイク候補に名乗りを上げる。

 ◆當真 あみ(とうま・あみ)2006年11月2日、沖縄県生まれ。16歳。20年10月にスカウトされ、芸能界入り。22年にTBS系「妻、小学生になる。」「オールドルーキー」、日本テレビ系「霊媒探偵・城塚翡翠」と3本の連続ドラマに出演。23年1月期のTBS系「Get Ready!」に出演する。特技はピアノとバイオリン。趣味は音楽鑑賞とアニメを見ること。身長160センチ。

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