【ヤクルト】高津臣吾監督、新守護神争いを歓迎「1枠を争って、チーム力は上がっていく」

スポーツ報知
祝賀パーティーでフラダンスを披露したヤクルトナイン(左から奥村、長岡、村上、塩見、宮本=カメラ・森下 知玲)

 【米ハワイ13日=森下知玲】ヤクルトの高津臣吾監督(54)が、優勝旅行で訪れたハワイで守護神争いを歓迎した。

 今季、抑えとして38セーブを挙げた守護神のマクガフが米大リーグ復帰を目指し退団。優勝旅行に帯同した右腕と言葉を交わし、「寂しい。でも、本人にとってはいいチャンス。応援したい」と背中を押した。

 リーグ3連覇を狙う来季へ、新クローザーは必要不可欠。今季50試合で防御率1・16の安定感を誇る清水はすでに、守護神奪取へ意欲を示しており、候補には石山や木沢、大西らの名前も挙がる。激化する抑え争いに、指揮官は「1枠を争って、チーム力は上がっていく。(守護神は)ブルペンのリーダー。いろんなことを考えての指名になる」と、慎重に見極める。

 またこの日は、優勝祝賀会が行われた。高津監督からの指名で村上、長岡、塩見、宮本、奥村が檀上に上がり、現地のダンサーに習いながら、フラダンスを披露。会場は和やかな雰囲気に包まれていた。

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