【阪神】2軍新本拠地は地球に優しい「ゼロカーボン ベースボールパーク」25年2月移転予定

スポーツ報知
 

 阪神電鉄、阪神タイガースおよび尼崎市(以下関係三者)は14日、2025年2月に移転する阪神の2軍本拠地の尼崎市・小田南公園について、関係三者が協力して「ゼロカーボン ベースボールパーク」として整備・運営していくことを発表した。

 本計画は「創エネ」として、球団が利用する室内練習場や選手寮兼クラブハウスの屋上、タイガース野球場のバックスクリーン背面に太陽光パネルを設置して、年間約73万kWhの発電量を見込んでいる。また、蓄電池を設置し、発電した電気を自家消費する。雨水・井水の活用やペットボトル・プラスチックカップの回収リサイクルといった環境に配慮する取組みも関係三者が協力して行い、脱炭素社会や循環型社会の実現へ、環境活動を推進していく。

 阪神は1994年10月から2軍の本拠地を西宮市内の鳴尾浜球場(通称・タイガース・デン=虎の穴)に置いてきたが、昨年12月に尼崎市・小田南公園への移転が正式決定した。同施設に収容4000人のメイン球場、サブ球場、室内練習場と選手寮を建設する予定。阪神グループが全施設を整備し、球団創設90周年にあたる2025年2月1日の供用開始を目指している。

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