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宇野昌磨、今季世界最高304・46点で初制覇「みなさんが喜びを爆発させている姿を見て、すごくうれしい」GPF男子フリー一問一答

GPファイナル初優勝を喜ぶ宇野昌磨(ロイター)
GPファイナル初優勝を喜ぶ宇野昌磨(ロイター)

 ▽グランプリ(GP)ファイナル 男子フリー(12月10日・トリノ)

 ショートプログラム(SP)首位で昨季世界選手権覇者の宇野昌磨(トヨタ自動車)が、フリー自己ベストの204・47点、合計は今季世界最高の304・46点で初優勝した。「G線上のアリア」を演じ、4回転のループ、サルコー、フリップを決めた。後半には4回転―2回転の連続トウループを成功させ、単発の4回転トウループこそ着氷でこらえる形となったが、大きなミスなくまとめた。全ての力を出し切り、演技後はほほえみながら、氷上に尻もちをついた。宇野の演技後の一問一答は以下の通り。

フリーの演技を行う宇野昌磨(ロイター)
フリーの演技を行う宇野昌磨(ロイター)

 ◆場内インタビュー

 ―振り返って。世界王者としてのプレッシャーはあったか?

 「ええ、世界選手権の優勝というもので、プレッシャーとかは感じませんでしたけども、今大会の、特にフリーは全選手の演技を見ていたので、みなさんほんとに素晴らしい演技を見ていたので、まあ、だからこそ緊張するのか、自分がどんな気持ちで試合に挑むのか、すごく楽しみながら滑ることができました」

 ―これからのシーズンに向けて

 「もちろん、大きな大会での良い成績というものも目指したいですけども、えー、今大会見つかった課題だったり、やってきたことはしっかりできたと思いますが、まだ練習足りないところは、その足りなさが出ていたかなと思うので、このSP、フリーを自分の満足いくプログラムとなるまで磨き上げていきたいと思っています」

 ―2026年にはイタリアで五輪が開催される

 「えー、僕はトリノに来るのは今回は初めてだったんですけど、ステファンがこのトリノは第2の故郷と言っていました。そんな場所でこういう成績を残せたこともうれしいですし、また4年後、自分が何をしているかまだ分からないですけども、五輪に限らず、またこの地で良い成績を残せることが、ステファンにもすごいうれしいことなんじゃないかなと思うので、また来たいと思っています」

エキシビションに登場した宇野昌磨(ロイター)
エキシビションに登場した宇野昌磨(ロイター)

 ◆記者会見

 ―感想を

 「とてもうれしく思います。そして、僕の周りのサポートしてくださったみなさんが、ほんとに喜びを爆発させている姿を見て、すごくうれしく思いましたし、また、練習してきたことがしっかり試合で出せたのかなと思いますし。あの、まだまだ成長出来る余地っていうのは、たくさんあるかなっていう実感もあるので、今後の大会にも向けて、よりレベルアップできるように頑張っていきたいと思ってます」

 ―山本とともに表彰台に上がるのは、2014年ジュニアGPファイナル以来。比べての気持ちを。

 「ここから先、草太君もですけど、その、どれくらいスケートを続けるってうのは、僕自身も、自分も分からないですけども、ただ2人ともお互い怪我とか、何かアクシデントなく、しっかり今日までやってきた通りの練習がこれからも積み重ねていければ、お互いが同じ試合に出ることに間違いなくなると思いますし。そして、互いが勝ったり負けたりしていく立場、関係性でずっといけるって僕は思っているので。ほんとに、もちろんその試合という場では、競技ですし、1位とか2位とか、順位とかが付いてしまいますけども、練習という場ではほんとにお互いが助け合って、競い合って、高め合って、そしてほんとに怪我なくいけたらなっていうのは、すごく思っています」

 ―(リモート乱れで質問不明)

 「昨シーズンの後半からほんとに、いろんな選手の練習の仕方、取り組み方を見て、やはり練習できる量って、怪我とかそういったものもあるので、限られてくる中で、どうやったらたくさん練習できて、どうやったら自分のためになる練習ができるのかっていうのが、どんどん分かってきたっていうのが、こうやってジャンプの安定感であったり、試合でのいい演技につながっていると思いますし、またその根本には、間違いなくスケート靴ってものが自分にすごく今フィットしている。ただこの靴はもう2年目近くになるので、もうそろそろ、変えなければいけない。この全日本が終わったら、ちょっと期間を持って、靴を替えなければいけないなと思っているので、そこでまた自分がどう変わっていくのかって、正直不安ではあるんですけど、ほんとに今履いているスケート靴には長いことお世話になりましたし、この靴のおかげで今、こうやって世界選手権、GPファイナルでいい成績を残せたと思います」

エキシビションに登場した宇野昌磨(ロイター)
エキシビションに登場した宇野昌磨(ロイター)

 ―今後、どういう選手になっていきたいか?

 「えー、その今大会、もちろん良い成績を残したいというつもりで取り組んでいましたが、ほんとにこの結果というものは、今日まで練習してきたものがしっかり、そのつながった結果だと思いますし。なにより、今日までの練習っていうのが、昨季からすごくいいものにどんどんなっていって。今シーズン入って、はじめの方は、ジャパン・オープン、GPシリーズ2戦とも、すごく納得いかない状態での試合になりました。その中でも、練習してきたことは出せていたと思いますし、またこういう割と、ほぼ万全な状態で大会を迎えた時に、なお、また練習してきたことがしっかり出せてきたっていうのは、ほんとになんかすごく良い傾向だなとは思います。僕が今求めているのは練習以上、試合で求めてはいなくて、ほんとに練習してきたことをしっかり試合で出すっていうのが、今1番重要視していることで。今大会、コンビネーションジャンプ付かない部分もありましたけれども、ほんとにそれはまた順序を持ってやっていければなと思っていますし、その先にまたスピンやステップもやっていきたいなと思います」

 ―全日本選手権とGPファイナルはどちらが緊張しますか?

 「全日本かなとは思います。ただ、ほんとに今回はほんとに、ジャパン・オープンとか、GPシリーズ2戦に比べても、すごく緊張しなかった試合でした。練習通り、普段通りの精神状態、そして、演技もすごいいつも通りでしたし。全日本でどんな気持ちになるか分からないですけど、それでもそのGPフィイナルに出ている4名っていうのは、まあ4名に限らないですけど、全日本まですごい短期間になるので、どうしてもコンディション調整っていうのが難しくなってくると思いますけど、みなさん怪我せず、自分の最高のパフォーマンスが全日本でもできたらと思っています」

 ―ランビエルコーチの演技でお気に入りはありますか?

 「はい、えー、ほんとに申し訳ないことなんですけれども、その、僕はその、同じ大会に出ている選手は全員演技見るんですけど、ほんとに他のフィギュアスケートっていう、そのものを自らあまり見たことがないので。ステファンがなんのプログラムやっていたのか分からないですし。でも、一緒に振り付けとかをしているときに、あと同じアイスショーとかに出たときに、この人こんなにうまかったんだっていうのが、すごい数年前に思うようになって、それが自分のコーチになってっていう感じなんですけど。まあなので、このプログラムがっていうのは正直ないです」

GPファイナル初優勝を喜ぶ宇野昌磨(ロイター)
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エキシビションに登場した宇野昌磨(ロイター)
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