PK敗退の日本代表 今後は育成年代の国際親善試合でPK練習実施へ JFA「運で終わらせてはいけない」

PK戦、2本目を止められた三笘薫(カメラ・宮崎 亮太)
PK戦、2本目を止められた三笘薫(カメラ・宮崎 亮太)
PK戦、一人目の南野拓実が失敗し、険しい表情の選手たち(カメラ・小林 泰斗)
PK戦、一人目の南野拓実が失敗し、険しい表情の選手たち(カメラ・小林 泰斗)

 日本サッカー協会は12日、カタールW杯後初めての技術委員会を開催した。委員会後に取材に応じた反町康治委員長は今後、育成年代の国際親善試合などを利用し、スコアにかかわらず、PK戦を実施していく考えを明らかにした。日本代表はカタールW杯決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦でもつれ込んだPK戦で敗退。3本をストップされた。

 同委員長は「PK戦だから、運に任せるで終わってしまってはいけないと考えている。違う国とやることで、久々のPK戦にならないようにする。駆け引きがあったり、GKのサイズも違う。許される限り、そういうこと(親善試合を利用したPK戦練習)もやっていこうと思っている。(PK戦が)初めて、とならないように準備をしていく。サッカーは逆算して準備していくことが大事な競技。勝負強さを身につけていく」と話した。

 国際親善試合は90分で行われ、延長戦、PK戦を行わない。同委員長はマッチメーク時に、対戦国に積極的にPK戦練習を申し込む考えだ。

PK戦、2本目を止められた三笘薫(カメラ・宮崎 亮太)
PK戦、一人目の南野拓実が失敗し、険しい表情の選手たち(カメラ・小林 泰斗)
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