ささきいさお「早すぎるよ」 水木一郎さん悼む

スポーツ報知
ささきいさお

 今月6日に肺がんのため74歳で亡くなった「アニソンの帝王」こと歌手の水木一郎(みずき・いちろう)さんを悼み、ささきいさおらアニソン歌手仲間が12日、コメントを寄せ、水木さんを悼んだ。

 ささきいさお

 私よりずっと若いのに、早すぎるよ。第一次アニメブームの頃「カラオケ一本、鞄に入れて…」東京駅の前の芝生に寝そべりながら、二人で歌ったのが昨日のように思い出される…。

 あれから何十年、最近の君は、まるで死に急ぐように仕事を続けていた。

 「休んだ方が良いよ」と声を掛ける間もなかった。

 もう、苦しんで歌うことも、見栄を張ることも必要ない。

 ゆっくりと、のびのびと休んで下さい。

 ご冥福をお祈りいたします。

 ※2人にはカラオケが入った音楽テープを持参し、それぞれ各地営業、キャンペーンをまわっていた時代があった。

 堀江美都子

 水木一郎さんのご逝去を悼み、心よりお悔やみ申し上げます。

 水木さんと53年前に出会い、一緒にアニソンを歌う同志となり、どんな時も兄と妹、2人で歌ってきました。

 語り尽くせない程のエピソードでいっぱいの53年です。

 あまりに突然の訃報に悲しむ事も出来ず、怖い夢を見ているようです。

 心の整理をする時間もくれなかった“お兄ちゃん”これからも私の右側に貴方がいると思いながら歌って行きます。どうか安らかにおやすみください。

 串田アキラ

 「水木さんが…」と訃報を知ったとき喉がつまり 胸を締めつけられる思いでした。「本当かよ」「何が起きてんだ」と信じられませんでした。

 「ふたりのアニソン」(11/27開催)のステージにサポートで呼んで頂き、「勇者の剣を手に」を歌いました。水木さんの指名で。

 ひとりで歌うことになっていましたが「俺も歌うよ、ハモるよ」と言って 2人で歌いました。

 トークの笑顔も最高でした。その「ふたりのアニソン」が「生涯現役」を全うしたステージでした。

ついこの前に感じます。

 多くのアニソンを歌い、アニソンシンガーを世に広めようとバラエティー番組の出演も積極的でした。自分も呼んで頂きました。

 アニソンは知ってるけど歌手の名前は知らない、そんな時代だったから言葉では言えない程の努力をしてきたと思います。

 本当にアニソン界を盛り上げてきた「帝王」でした。

 いつだったか、「クッシー、俺はもう怖いものなんか何にもないよ」と言ってた。そりゃ「天下の水木一郎」だもんね!と思ってたけどその時も病と闘っていたんだと思う・・・。

 若い頃の話もふたりでよくしましたね。バンドボーイ時代の話とか。またいつか 話の続きを・・・今はゆっくり休んでください。

 影山ヒロノブ

 年明けたら早速アニソンBIG3コンサートのオリジナルCDレコーディングしようねって堀江さんと3人で話してたのに、まだまだ3人でやりたいこと行きたい場所たくさん、たくさんあったのに。。。。

 喪失感が大きすぎて自分の気持ちの整理ができません。でもアニキが小諸(11/23開催「アニソンBIG3」公演)のリハーサルで車椅子に座ったまま 疲れたから休みたいってつぶやいてたのも見てたから。

 アニキ 本当に長い間 アニソン一本で人生を貫いてきたんだから今は、お疲れ様 ゆっくり休んでねって送ってあげたい。

 中川翔子

 水木一郎アニキがいない世界なんて、信じたくないです。誰よりも元気で明るく強く優しく、一緒にゲームをしたり歌ったり本当に娘のように可愛がっていただきました。

 どんな時もプロフェッショナルにパワフルにステージに立ち、大きな愛と勇気を込めて生涯現役で歌い続けてくださった偉大な功績。アニソンという文化で世界中を救ってくれた、唯一無二の偉大な太陽です。

 いまのアニソンで、世界が笑顔で繋がる未来はアニキのおかげです。

 まだ受け止められません…。

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