現役ドラフトはオンラインで非公開で開催された。選手のリストは秘密保持義務があるため、各球団の出席者は1球団6人まで。また、同じ理由で1巡目の指名の順番も公開されなかった。
球界関係者によると、12球団で最も多い獲得希望票を集め、1番目の指名権を得たのは日本ハム。日本ハムが西武の松岡を指名し、次は西武が阪神・陽川を指名した。各球団が提出した選手のリストは2人以上がルール。多くの球団が2人だったが、最大4人の球団もあった。
2巡目に参加する意思を示した球団はあったが、最終的には実施されなかった。2巡目は、希望した球団間でのみの移籍が可能なため、獲得を希望する選手の所属する球団が参加しなかった場合は棄権できる。広島・鈴木球団本部長は「2巡目を希望する球団は、下りた球団の中に欲しい選手がいたとなれば、その時点で下りれるから。そしたら最終的にはなくなった」と説明した。
会議は13時にスタートし約45分で終了。17時にNPBから一斉に発表された。議長はNPBの保科法規室長が務めた。