J1北海道コンサドーレ札幌が来季新戦力として神戸の元日本代表MF小林祐希(30)を獲得することが9日、わかった。
小林は2010年に東京Vの下部組織からトップ昇格しプロデビュー。12年から磐田でプレーし、16年夏にオランダ1部ヘーレンフェーンへ。その後もベルギー、カタール、韓国で海外経験を重ね、16~18年には日本代表として国際Aマッチ8戦出場1得点。今夏に神戸で6年ぶりのJ復帰を果たすと、9月以降は7戦連続先発で3得点をあげるなど、攻守でJ1残留に貢献し、自身の健在ぶりも示していた。
今オフ、同じ左利きMF高嶺朋樹(24)の柏への完全移籍もあった札幌にとって、豊富な経験、ボランチ中心に各ポジションを高いレベルでこなせるユーティリティー性を併せ持つレフティーの加入は、大きな力となりそうだ。