西武・松井稼頭央監督が9日、現役ドラフトで阪神から加入した陽川尚将内野手にメッセージを送った。
陽川はオープン戦などで対戦した際に印象に残っていたそうで「右のパワーのある、勝負強いというイメージはあります。僕もキャンプの時よく対戦してたので」と振り返った。陽川は今季45試合出場で打率2割9分4厘、1本塁打、6打点に終わったものの、代打の切り札として控えていた。
左打者が多い西武打線にあって一、三塁に加えて外野もこなせる陽川の加入は大きな補強になりそうだ。「右打者としてもそうですし、勝負強さ、長打も含めて期待しています。競争がまた激しくなってくれたらいいと思うし、陽川君も『よし、やる』という気持ちで来てくれると思うので楽しみにしています」と話していた。