NHK大河「鎌倉殿の13人」誰が呼んだか大人気「尼将軍」!ダーク義時を救う存在に…第47回見どころ

スポーツ報知
北条政子(小池栄子)と北条義時(小栗旬)

 俳優の小栗旬が鎌倉幕府の第2代執権を演じるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜・後8時)の第47回「ある朝敵、ある演説」(11日放送)で、後鳥羽上皇(尾上松也)と義時の関係が決定的に悪化する。

 京都である事件が発生し、朝廷の象徴である内裏が焼け落ちる。上皇は、膨大な再建費用を全国の武士から取り立てることを決定。義時は拒否しようとするものの、御家人たちは朝廷との関係悪化を懸念する。上皇の思惑通り、義時は孤立していく。

 受験生たちになじみの深い1221年の承久の乱。今作のクライマックスだ。御家人の心を一つにしたとされている北条政子(小池栄子)の演説も、諸説含めて有名な話。サブタイトルから様々な想像をしているうちに、放送回があと2回しかないと気付かされる。

 前週の第46回「将軍になった女」(4日放送)では、政子が尼将軍になった。義時の妹・実衣(宮澤エマ)が、源氏の血を引く自分の息子・阿野時元(森優作)を鎌倉殿に就任させようと画策。誰が見てもその器ではないものの、当の本人たちには分からない。実衣は腹黒い有力御家人・三浦義村(山本耕史)に相談する。

 義村は真顔で「『次は時元殿に決まった』と朝廷に申し上げるんだ」と相談に乗るふりをしながら、義時に「(実衣が謀反の誘いに)食いついてきた」と全てをばらす。時元は自害に追い込まれ、実衣も幽閉される。勘違いせずに自分の器量を見極める必要性と、陰謀を相談する相手を間違えてはいけない。今作は、現代にも通じる教訓を学ばせてくれる。

 「これからは修羅の道だ」と公言している義時も、実衣の「首をはねてしまえ」と鬼発言。ドラマ内を始めSNSでも「修羅の道行き過ぎ…」「地獄ですか?ここは」と反発の嵐だ。結局、鎌倉殿は予定通りに朝廷から子供の三寅(中村龍太郎)を迎えることになり、後見人として政子が尼将軍という流れ。「私が執権として政を執り行いますので不都合はない」という義時に対して、政子自身が「なりませぬ。あなたは自分を過信しています」と断言。自らを指さし「呼び方は尼将軍に致しましょう」と名乗り出て実衣を解放した。

 ツイッターでも「姉上ありがとう!!」と大人気の新・鎌倉殿。政子が自ら「尼将軍」と称したのか、周囲が呼んだのかどうか。番組関係者も「実際は分かりませんが、小池さんが演じる政子だからこそ、三谷さんはそう描かれたのかもしれません」と予想する。最初から政子が将軍になればよかったのに…と結果論で歴史を語っても仕方ない。

 第46回の平均世帯視聴率は11・3%でW杯の裏だった前週よりアップ。ライバルのテレビ朝日系「ポツンと一軒家」の14・4%に次ぐ数字だった。現在、大河ドラマはBSプレミアムで先行放送されており、他番組との比較は重要ではない。終盤まで数字が乱高下しなかったということが、いかに視聴者の心に深く突き刺さっているかということを物語っている。

(NHK担当・浦本将樹)

※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区

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