広島の会沢翼捕手が8日、マツダスタジアム内で契約交渉に臨み、4000万円減の1億4000万円で更改した。(金額は推定)。
今年は98試合に出場し、打率2割7厘、33打点、3本塁打だった。ダウンの提示を受け「仕方がない。この世界はそういうものなので。金額は全く交渉もしていないです。どちらかというと(交渉は)そっち(選手会関連)がメインだったので。やれば上がるし、やらなければ下がる。それがプロ野球だと思います」と素直に受け止めた。3年契約の最終年を終えたため、来年は単年で契約を結んだ。
5日に自身が会長を務める選手会の定期大会が行われ、年俸の公開は個人の自由のため非公開でも可能となったが「個人の自由というところ。僕はそれもプロ野球の一つの仕事だと思っているので言わさせていただいた。ダメだったらダウンしますし、良かった時は上がる。僕はいいも悪いもしっかり受け止めてやっていければいいという考えです」と意図を説明した。
来年はプロ17年目でチーム在籍最長となる。「新井さんになって新体制になるので、年数とか関係なしに新たな広島東洋カープに向けてみんな始動していければ」と決意を込めた。