【巨人】吉川尚輝「忍者」広大な守備範囲+源田壮亮の確実性でGグラブ賞…担当記者が占う

スポーツ報知
ZETT社のイベントに参加した(左から)源田、吉川、今宮(ZETT社提供)

 巨人の吉川尚輝内野手(27)が7日、大阪府内でアドバイザリー契約を結ぶZETT社のイベントに出席。同席した西武・源田壮亮内野手(29)と意見交換を交わした。来季は自身初のゴールデン・グラブ賞を目標に掲げる中、遊撃として同賞5度を誇る源田から学ぶべきものは何か。西武担当だった17年に源田を取材した小島和之記者が「占う」。

 来季へつながる貴重な時間を過ごした。吉川はZETT社のイベントに出席。源田らとの座談会のほか、技術交流や意見交換を行い「勉強になりました! 夢のような時間でした」と振り返った。

 抜群の身体能力を持ち、「忍者」と評される広大な守備範囲が魅力。今季は132試合に出場し、球団では05年の仁志敏久以来17年ぶりに二塁手として120試合以上に出場した。ゴールデン・グラブ賞を目標とする来季へ、課題を明確に見据えている。昨季は3だった失策数が今季は11。リーグ3位の守備率9割8分5厘に終わり、「確実性が改善点」と語った。

 さらなる成長のヒントは、源田のプレーに隠されているように感じる。記者は17年に西武担当として、ルーキーだった源田を取材した。広い守備範囲と正確なスローイング。守備力はプロでもトップレベルだと感じたが、特に印象的だったのは、どんな打球も簡単に処理しているように見せる技術だった。

 記憶に残る言葉がある。「小坂さんが好きなんです」。遊撃手としてロッテ、巨人などでプレーし、ゴールデン・グラブ賞を4度獲得した名手を挙げ、続けた。「足を使えていて、難しい打球も難しく見えない。安打性の当たりも、打ち取ったように見える。投手も気持ち的に違うだろうな、と」。1年目にして自身の守備が周囲に与える影響まで考慮する姿に思わずうなった。

 源田の「簡単に見せる技」とは、打球判断などの高度な技術の上に成り立つ「安心感」とも言えるだろう。吉川は来季、副主将に就任し、よりチームを背負う立場になる。その境地にたどり着ければ守備面からもチームを鼓舞し、精神的支柱としての役割を果たすことが可能になる。「(源田からの助言は)自分の中に残しておきます」と吉川。助言をどのように生かすのか、注目したい。(小島 和之)

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