長友佑都が現役引退含め去就検討「それも含めて考えたいなと思います」大会前にFC東京に可能性示唆していた

スポーツ報知
報道陣の質問に応える長友佑都(カメラ・小林 泰斗)

◆カタールW杯 ▽決勝トーナメント1回戦 日本1(PK戦1―3)1クロアチア(5日・アルジャヌーブ競技場)

 日本代表DF長友佑都(36)=FC東京=が、現役引退を含めて去就を検討していることが6日までに分かった。今後について「ゆっくり休んで考えたい」と白紙を強調。複数の関係者によると、大会前から今大会を最後に現役を退く可能性を伝えていたという。日本史上最多のW杯15試合に出場した魂のサイドバックの決断に注目が集まる。

 取材に応じた長友は来季について問われると「それも含めて全てまずはゆっくり休んで考えたいなと思います。落ち着いて冷静になった時に自分が今後どうしたいか、考えていきたいなと思います」と白紙を強調した。

 複数の関係者によると、今季で契約が切れるFC東京に対し、大会前に現役を引退する可能性を伝えていたことが判明。W杯後に現役続行するかどうかを含め、来季について話し合いの場が持たれることになっているという。

 4大会出場 人生の全て W杯に愛された男だった。2008年に明大に在学したまま、FC東京に加入。驚異的な運動量と対人の強さを武器に、同年5月に岡田武史監督の下でA代表デビュー。10年南アフリカ大会では左SBとして全4試合にフル出場した。そこから4大会連続でメンバー入り。今回のカタール大会でも全4試合に先発した。「W杯を経験するごとにその思い、情熱が増している。人生の全てを懸けてきた」。W杯が生きがいだった。

 8強入りを懸けて自身3度目の挑戦となったクロアチア戦だったが、またも8強の壁にはね返された。「僕は本当に楽しかったです。ここまで人生の中で熱狂できたことはなかった。最高に素晴らしいチームで、森保さんのことも大好きだった。堂々と戦っている後輩を誇りに思ったし、感動しました。この悔しさを含めて、必ず彼らがつないでくれると思います」と後輩たちに未来を託した。

 集大成として臨んだ今回のW杯。「こんな一瞬で終わってしまうんだなと。はかないですよね。耐え忍んで、耐え忍んで、この時間は一瞬だけど、そのために夢を見て、苦しいことを乗り越えて頑張り続ける。サッカー選手は桜の木のようだなと感じています」。日本サッカーをけん引してきた男の決断が注目される。

 ◆長友 佑都(ながとも・ゆうと)1986年9月12日、愛媛・西条市生まれ。36歳。東福岡高―明大。大学3年時の2007年に特別指定選手としてFC東京でデビュー。08年プロ契約。同年5月に日本代表初選出。10年夏にイタリア1部チェゼーナに移籍し、11年1月にインテルへ加入。トルコ1部ガラタサライなどを経て、昨年9月に11年ぶりのFC東京復帰。日本歴代2位の国際Aマッチ通算142試合出場(4得点)。家族は女優の平愛梨(37)と3男。170センチ、68キロ。

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