全日本柔道連盟の山下泰裕会長が6日、都内で取材に応じ、サッカー日本代表の健闘をたたえた。W杯で初の8強には惜しくも届かなかったものの、「たくさんの感動をいただいた。日本サッカーは確実に力をつけてきていると感じた。もう一息だったけど、これをまたバネにして、さらなる飛躍を遂げてくれるんじゃないか。これからも、日本サッカーは国民に勇気と感動を与えてくれると思う」と興奮気味に語った。
日本サッカー協会の田嶋幸三会長とは同い年(65歳)で親交がある。大会中も試合が終わるたび、メールでやり取りしていたと明かした。決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦の後は控えているが、「今日は(連絡が)いっぱい来ていると思うし、彼も応援の立場で力を使い果たしただろうから、帰ってきてからまた連絡したい」とねぎらった。
この日は東京・文京区の講道館で国際合宿を視察した。コロナ禍の影響で日本での国際合宿開催は3年ぶり。42カ国・地域から選手が参加し、9日までの5日間行われる。