オリックスの5選手が6日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨んだ。
19試合の登板で2勝1敗3ホールドだった宇田川優希投手は1250万円アップの1700万円でサイン。今年7月に支配下登録された時に年俸が240万円から450万円に。1年前から608%のアップ率となり「後半からでこれだけ評価してもらったので、うれしい」と感謝を口にした。
CS、日本シリーズでも計6試合、8回2/3を無失点に抑える活躍で、26年ぶりの日本一の立役者となった。「9回を投げたいけど、開幕1軍を来年初めて目指すところ。後半から慣れてきて9回を投げられたら一番ベスト」と来季中に守護神の座をつかみ取る意欲を語った。
また日本シリーズ第7戦(神宮)で初回先頭打者初球アーチを放った太田椋内野手は100万円増の1700万円でサイン。来季は同学年が大卒ルーキーとして入団してくるだけに「いつまでもこのままじゃ駄目。結果を残して自分で(レギュラーを)つかみにいけるように。全試合出たいというのはあります」と意気込んだ。
この日、更改した選手の年俸の変動は以下の通り。
小木田 投 1000 △200
宇田川 投 1700 △1250
東 投 800 △350
太田 内 1700 △100
渡部 外 900 □
【注】金額万円(推定)△アップ、▼ダウン、□現状維持