阪神・大山悠輔内野手が6日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万円アップの1億3000万円でサインした。
今季は124試合に出場し、打率2割6分7厘、チーム最多の23本塁打と87打点。3年連続で20発に乗せ、打点は自己最高となった。不振で開幕は7番で迎えたが、6月に月間10本塁打を放つなど復活。シーズン終盤は4番として打線を支えたが「まだまだですね。まだできたと思うし、もっとできると思う」と振り返った。
来季も岡田監督から主軸と期待され、秋季キャンプで直接の打撃指導も受けた。「シーズンに向けて自分の感覚をすりあわせていかないといけないですけど。でも、打撃練習もそうですけど、飛距離も打球の伸びも少し違った感覚があった」と手応え十分、サッカー・ワールドカップの日本の試合は全て観戦したことを明かし「来年はもっと喜んでもらえるように。きょうのサッカーもですけど、試合を見てて感動するというのがスポーツの良さ。全試合見て感動したし、諦めない気持ちがすごく大事だなと感じた。僕たち野球でも同じだと思うので、見習いながら」と誓った。