長友佑都が今後は白紙と明かす「すべてまずはゆっくり休んで考えたい」…今季でFC東京と契約満了

スポーツ報知
報道陣の質問に応える長友佑都(カメラ・小林 泰斗)

  【ドーハ6日=井上信太郎】日本代表DF長友佑都(36)=FC東京=が、クロアチア戦から一夜明けて取材に応じ、今後については白紙であることを明かした。今季でFC東京との契約が満了となるが、来季については「それも含めて、すべてまずはゆっくり休んで考えたいなと思います」と話した。

 自身4大会目となったカタールW杯では、4試合全てに先発。優勝経験国のドイツ、スペインに勝利するなど、アジアでは初の2大会連続決勝トーナメント進出に貢献した。「僕は本当に楽しかったですよ。ここまで人生の中で熱狂できたことはなかったです。最高に素晴らしいチームで、森保さんのことも大好きだったし、後輩たちも、こんな変わったうるさいおっさんを受け入れてくれて感謝したいですしね。本当にたくましくて、ここまで堂々と戦っている後輩を誇りに思ったし、感動しました。この悔しさを必ず彼らがつないでくれると思います」と後輩たちに託した。

 今後についても言及。「とりあえずこのW杯のために4年間頑張ってきたので。ちょっといったんゆっくり考えて休みたいなと。あまり興奮している状態で何かを決断するのも良くないと思うので。しっかりと落ち着いて冷静になったとき、自分が今後どうしたいのか、考えていきたいなと思います」と慎重に話した。

 W杯には4大会連続でメンバー入りし、日本人最多となる15試合に出場した。「W杯もこんな一瞬で終わってしまうんだなと。4年の苦労は、こんな一瞬で終わってしまうのかと。はかないですよね。桜の木のようだなと思います。耐え忍んで、耐え忍んで、この時間は一瞬だけど、そのために夢を見て苦しいことを乗り越えて頑張り続ける。サッカー選手は桜の木のようだなと感じています」。日本の左サイドを今後の決断に注目が集まる。

 ◇長友の歩み

 ▽04年 東福岡高3年で全国高校選手権に出場

 ▽05年 明大入学後、右サイドバックに転向も腰を痛めスタンドで太鼓をたたいて応援。

 ▽07年 北京五輪を目指す世代別代表選出

 ▽08年 明大サッカー部を退部しFC東京と契約。岡田武史監督率いるフル代表初招集。U―23代表では北京五輪で1次リーグ敗退した。

 ▽09年 ナビスコ杯優勝。Jリーグベストイレブン選出。

 ▽10年 南アW杯で16強進出に貢献。大会後、イタリア1部チェゼーナへ期限付き移籍。

 ▽11年 アジア杯優勝に貢献。決勝・オーストラリア戦ではFW李忠成の決勝ゴールをアシストする左クロス。大会後イタリアの名門インテルへ移籍した。欧州CL準々決勝シャルケ戦ではDF内田篤人と初の日本人対決。

 ▽14年 ブラジルW杯初戦のコートジボワール戦でMF本田圭佑に先制ゴールをアシストも1次リーグ敗退。

 ▽15年 アジア杯準々決勝で右太ももを負傷し、チームは敗退。インテルでも長期離脱を経験。

 ▽18年 トルコの名門ガラタサライ移籍。ロシアW杯16強に貢献。

 ▽20年 フランス1部マルセイユに移籍。

 ▽21年 FC東京復帰

 ▽22年 カタールW杯で決勝トーナメント進出に貢献した。

 ◆長友佑都(ながとも・ゆうと)1986年9月12日、愛媛・西条市生まれ。36歳。東福岡高―明大。大学3年時の2007年に特別指定選手としてFC東京でデビュー。08年プロ契約。同年5月に日本代表初選出。10年夏にイタリア1部チェゼーナに移籍し、11年1月にインテルへ加入。トルコ1部ガラタサライなどを経て、昨年9月に11年ぶりのFC東京復帰。日本歴代2位の国際Aマッチ通算137試合出場(4得点)。家族は女優の平愛梨と3男。170センチ、68キロ。

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