【阪神】OB林威助監督率いる台湾王者・中信兄弟と2月に練習試合 岡田彰布監督と師弟対決が実現

スポーツ報知
2018年に甲子園でファーストピットを行った林威助氏

 阪神が来春の沖縄・宜野座キャンプ中に、台湾プロ野球の強豪・中信兄弟と練習試合を行う方向で最終調整していることが5日、分かった。チームを率いる元阪神の林威助監督(43)のオファーを岡田彰布新監督(65)が快諾。かつての師弟によるテストマッチが実現する。

 中信兄弟は林監督が就任した2021年から22年と台湾シリーズを連覇中で、元阪神の鄭凱文(ジェン・カイウン)、呂彦青(ルー・イェンチン)らが在籍。今季限りで引退した牧田和久氏(38)もプレーした。また阪神OBの平野恵一氏(43)が打撃・内野総括コーチとして指導にあたっており、台湾伝統のパワーに加え、緻密な作戦、戦略を用いた野球には定評がある。

 関係者の話を総合すると、中信兄弟は2月中旬以降の来日を検討している。岡田監督は「第2クールから実戦なんて早すぎる。それまで実戦は要らんよ」とキャンプ序盤は基本の反復、徹底をテーマにする方針を打ち出しており、初実戦は同11、12日の紅白戦となる見込み。その後、対外試合を行うため、時期的にも互いの思惑が一致した。

 岡田監督は既に、来季高卒4年目を迎える井上、同2年目の前川の1軍キャンプ帯同を明言しており、将来を担う若手にとっても、格好のアピールの場となりそうだ。かつて掛布雅之氏が背負った31番を着け、左のスラッガー候補と期待された林威助監督の前で、若虎が躍動する。

 ◆中信兄弟 1984年に創立。兄弟飯店棒球隊から兄弟エレファンツと名称を変更し、2014年1月に親会社の経営難から中国信託商業銀行がオーナーとなり、中信兄弟に。21年にチーム名改称後、初の年間王者となり、22年も連覇し、9度目の制覇。過去には元阪神の中込伸氏が選手、監督として在籍した。本拠地は台中インターコンチネンタル野球場。

 ◆林 威助(リン・ウェイツゥ)1979年1月22日、台湾・台中市生まれ。43歳。96年に福岡・柳川高に野球留学して高校通算53本塁打。近大では1年春に関西学生リーグで首位打者。02年ドラフト7巡目で阪神入り。11年間で454試合に出場し、打率2割6分4厘、31本塁打、125打点。14年から中信兄弟でプレーし、17年に引退。18年から2軍監督に就任し、20年12月から1軍監督。179センチ、81キロ。左投左打。

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