オリックス・比嘉幹貴投手は5日、大阪市内で契約更改交渉に臨み、800万円増の年俸3600万円でサインした。チーム最年長39歳は今季、2年連続で30試合登板をクリアし、5勝1セーブ5ホールドを記録。日本シリーズでも5試合で被安打1の無失点とフル回転だった。7日の40歳の誕生日を前に、約1時間の交渉を終えた変則右腕は「いろんな話をしました」と終始厳しい表情。「個人的なところで、もうちょっと評価をしてほしいというところですね」と大満足とはいかなかった様子だ。
20年に受けた右肘のトミー・ジョン手術から復活し、リリーフで32試合に登板した近藤大亮投手は1400万円増の4200万円、新人の野口智哉内野手は500万円増の1500万円でサインした。