◆柔道 グランドスラム東京大会 最終日(4日・東京体育館)
女子48キロ級は、17歳の宮木果乃(修徳高)が優勝した。準決勝では、アジア選手権覇者の古賀若菜(山梨学院大)に勝ち、決勝では講道館杯優勝の立川莉奈(福岡県警)に勝った。先に指導2を受けたが、延長で背負い投げで押し込み、技ありを奪うばってみせた。 実力者を次々倒し、17歳の若さで頂点に立ち「学校のみんなが来てくれて、その応援が力になって自分の柔道が表現できたと思う。日本人選手はとても強い方々だったので、『自分はチャレンジするんだ』って気持ちを持って、高校生らしく元気に戦えた」と振り返った。
来春からは大学生。「憧れている」という2010年世界選手権金メダリスト・西田優香さんがコーチを務める日大に進学するという。「先生の下で、自分の得意技の背負い投げと、足技をもっともっとレベルを上げていきたい。五輪に出場して優勝することが夢」と力強く語った。