◆柔道 グランドスラム東京大会 最終日(4日・東京体育館)
女子78キロ超級は、東京五輪金メダルの素根輝(パーク24)が制した。
準決勝では、世界選手権の21年大会銀、22年大会銅メダリスト・冨田若春(コマツ)との“ライバル”対決に勝ち、決勝では、秋場麻優(ALSOK)を下した。「今大会は必ず優勝するって気持ちで挑んだので、結果を残すことができて良かった」と安堵(あんど)するも、内容に関しては「初戦から全部課題だらけ。もっともっと克服する課題がたくさんあるなというふうに改めて感じたた」と自己評価は厳しく。「ちょっとまだ技が単発になってしまうところと、まだまだ技のキレが甘い。まだまだパワーも足りない。全ての面で強化していきたい」と語った。
3月に手術した左膝は、順調に回復。今では、痛みもなく「普通に練習できてる」という。日々、充実したトレーニングを積めていることに「自分の思うように柔道ができるのは幸せ」と喜び、「積み重ねているものが、やっぱり自分の自信になっている。自信を持って試合の臨めている」と話した。