◆柔道 グランドスラム東京大会 第1日(3日・東京体育館)
3年ぶりに国内でグランドスラム大会が行われ、日本勢は初日の全6階級を制する好スタートを切った。
男子は90キロ級の増山香補(パーク24)が準決勝で東京五輪金メダルのラシャ・ベカウリ(ジョージア)、決勝で同銀メダルのエドゥアルド・トリッペル(ドイツ)を破り、頂点に立った。73キロ級は世界選手権銀メダルの橋本壮市(パーク24)が、決勝で古賀颯人(慶応高教)に優勢勝ち。81キロ級は小原拳哉(パーク24)が決勝で東京五輪王者の永瀬貴規(旭化成)に初勝利した。
女子は63キロ級で2大会連続五輪出場の高市未来(旧姓・田代、コマツ)が優勝し、4強を日本勢が独占。世界選手権金メダルの堀川恵(パーク24)は3位だった。57キロ級は世界選手権2位の舟久保遥香(三井住友海上)が決勝で東京五輪銅メダルの芳田司(コマツ)に一本勝ち。女子70キロ級は世界選手権3位の新添左季(自衛隊)が制した。