プロボクシングWBO世界スーパーバンタム級8位・赤穂亮(横浜光)が3日、韓国・仁川で前WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)とノンタイトル10回戦を行ったが、2回に続行不可能となり無効試合となった。
赤穂は初回から堂々と打ち合いを挑み、2回序盤にはカウンターでダウンを奪う。しかし、再開後に反撃に出たカシメロのパンチが後頭部に当たり、休憩を与えられたものの、続行不可能と判断されてノーコンテストとなった。
この試合は7月に引退した元WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪さんのプロモーターとしての初興行。試合後、リングに上がった伊藤プロモーターは「後頭部へのパンチで(赤穂が)続行不能となり、無効試合になりました。試合がこれから盛り上がるところだったので残念です」と肩を落としていた