西武・栗山巧外野手が2日、所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1億7900万円でサインした。
3年契約の2年目となった今季、3年ぶりのリーグ優勝を逃したことを挙げて「優勝はホンマに紙一重なんやなと思いました。ちょっとしたところで結構、差がつく」と振り返った。昨年の契約更改交渉の席では「シルクのようなスイングを目指す」と目標を掲げたが「失敗でしたね」と苦笑。「パーフェクトではなく、ベストを尽くすことが大事。出直してやりたい」と40歳を迎える22年目のシーズンを見すえていた。