ヤクルトは30日、S・マクガフ投手(33)が今季限りで退団することを発表した。保留者名簿から外したことを明かした。
奧村国際グループ担当部長は「(来季マクガフと)契約はしないことになります。退団になります。考え方に開きがある状況でここまできた。本人と話したけど、大リーグ復帰を目指して挑戦したいということだった。本人の希望する方向を後押ししようということになった。いい話がきっとあったんでしょう。3Aの無名の選手が弱いスワローズに入って、頂点に引き上げた選手なので、感謝してもしきれない。本当に野球内外で素晴らしい選手だった」と説明した。
マクガフは19年にヤクルトに入団。1年目の19年から65試合に登板して6勝3敗11セーブ、18ホールドをマーク。21年からは守護神として31、38セーブを挙げてチームのリーグ2連覇に大きく貢献した。来季へ向けて同部長は「理想はすぐに抑えをできる(外国人)選手を探すことになると思います」と説明した。