【巨人】梶谷隆幸、現状維持の年俸2億円で育成契約「とにかく試合に出る」…来季開幕間に合わせる

契約更改後、リモートで取材に応じる梶谷(球団提供)
契約更改後、リモートで取材に応じる梶谷(球団提供)

 巨人・梶谷隆幸外野手(34)が30日、都内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の年俸2億円で育成契約を結んだ。現在は5月に受けた左膝内側半月板縫合手術からのリハビリ中。来季は育成選手としてスタートするが「2月1日に体が動けるように持っていくプランでやっている」と、開幕には十分に間に合う見通しを明かした。

 20年オフにFAで加入も4年契約2年目の今季は、21年10月に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた影響でキャンプは「立ち上げ班」としてスタート。3月には左膝の不調も発症し、今季は1軍戦出場なしに終わった。リハビリに明け暮れた1年に「つらいのはつらいですけど、それ以上にチームに申し訳ないという気持ちが強い」とわびた。

 現在は左膝の手術から6か月が経過し、ランニングやティー打撃も再開。オフはG球場でトレーナーとともに自主トレを進める。来季の目標に「とにかく試合に出る」ときっぱり。「まずレギュラーを勝ち取らないと。2年間働けてないので、ジャイアンツのために仕事がしたい」と意欲を燃やした。(西村 茂展)

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