ヤクルト・山田哲人内野手(30)が30日、都内の球団事務所で契約更改を行い、現状維持の年俸5億円でサインした。21年から7年契約を結んでおり、来季が3年目となる。
主将として2連覇に貢献したが、苦しい1年でもあった。プロ12年目の今季は、130試合に出場。540打数114安打の打率2割4分3厘に終わり、プロ入り後ワーストだった。23本塁打、65打点、10盗塁。55本塁打など三冠王に輝いた村上の大活躍でチームはリーグ2連覇を果たしたが、リーグ優勝決定直後には涙を流し、主将としての苦悩が見られた。
自身の打撃を「やっぱり周りの期待する数字ではなかった。求められている数字ではないですし。自分でも結果を出せなかった。たくさん勝負に負けた、抑えられた、悔しいというのが1番強い」と振り返った山田。来季へ向けて「悔しいというのがありますし、最後笑って終わりたいなという思いです」と意気込みながら「もう涙は流さないです。笑顔で頑張ります」と決意を口にしていた。