12月4日に閉館し、69年の歴史に終止符を打つ東映直営の映画館「渋谷TOEI」が、来年初夏から「Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下」として生まれ変わることが29日、発表された。
Bunkamuraは来年1月31日に営業終了する東急百貨店本店の開発計画に伴い、オーチャードホールを除き、ル・シネマなど4月10日から長期休館することが決まっている。渋谷TOEI跡地でBunkamuraル・シネマ渋谷宮下を開業することに「ミニシアターの街で30余年培ってきたBunkamuraカラーを携えながら、渋谷駅前・宮下エリアならではの刺激的なエネルギーを吸収し、これからの未来にひらかれた映画館を目指します」とコメントしている。
渋谷TOEIの最終営業日となる12月4日には、「鉄道員(ぽっぽや)」「バトル・ロワイアル」を特別料金500円で、前日の3日には「映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みるお子さまランチ!」を通常料金で上映する。