巨人の赤星優志投手(23)が29日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、1200万円増の2200万円(推定)でサインした。
ドラフト3位で入団した今季は開幕ローテ入りをつかみとり、先発と中継ぎで計31試合に登板し、5勝5敗、防御率は4・04。「先発で結果が残せなかったから、中継ぎにまわされてしまったのかなって思いはあるので、やっぱり1年間先発でまわりたいなっていう気持ちです」と振り返った。
秋季キャンプでは新たにワインドアップ投法にチャレンジするなど試行錯誤している右腕は、自主トレはジャイアンツ球場で個人で行う予定。「体もしっかりトレーニングで追い込みながらフォームも探さなきゃいけないですし、今シーズン先発でやってきてバッティングの方も、もっともっと上達していかなければと感じた。疲労回復というか、そういう面を考えてランニングも増やしていければと思います」と語った。
来季に向けては「今シーズン安定感を欠いた結果になってしまったので来年、1年間しっかりローテーションを守って、10勝、2ケタ勝って、貯金も5以上つくりたいと思います」と意気込んだ。