ジュビロ磐田U-18優勝逃す…後半勝ち越しも立て続けに失点

スポーツ報知
試合に敗れ肩を落とす磐田U―18のイレブン

◆サッカー◇高円宮杯U-18プレミアリーグ第21節▽WEST 大津高4-2磐田U-18(27日・ヤマハ)

 ジュビロ磐田U―18は大津高に2―4で敗れ優勝の可能性がなくなった。後半にMF竹田優星(2年)のゴールで一時勝ち越すも逆転負け。試合後には全国高校サッカー選手権(12月28日開幕)の初戦(2回戦、31日)で熊本代表の同高と対戦する、静岡県代表の浜松開誠館高にリベンジを託した。清水ユースはG大阪に3―3で引き分け。10位(プレミアプレーオフ出場圏内)以下が確定した。

 磐田U―18の優勝が消滅した。イレブンは膝から崩れ落ち肩を落とした。今季から指揮を執る前田遼一監督(41)は「いい形で先制点を取ったが、時間がたつにつれて相手のペースに持ってかれた」と唇をかんだ。

 序盤は「いい形」で相手を圧倒した。前半21分、FW船橋京汰(2年)がペナルティーエリア内で冷静にGKをかわして左足一閃(いっせん)。指揮官が春先からテーマとしてきた「ボールをつなぐサッカー」での先制点で流れを呼んだ。

 1―1で迎えた後半11分、MF竹田がキーパーが前に出てくるのを確認し、技ありのループシュートで一時勝ち越しも、疲れが見えた後半に立て続けの失点で逆転負け。試合前までは1位・鳥栖U―18との勝ち点差が「1」の3位。4日の最終節で鳥栖との直接対決を残していただけに「優勝がかかっていたので、自分のゴールで勝たせたかった」と背番号12は顔をしかめた。

 それでも18年プレミアリーグ昇格後は、常に下位での戦いを強いられていたチームが、前田監督の下、今季は最後まで優勝争いと大健闘。2年生の竹田は「来年は優勝+たくさん得点を取ってチームを勝たせられるようにしたい」と意気込んだ。

 試合後は、ライバルチームに“難敵攻略”へのアドバイスを送った。相手の大津高は、全国高校サッカー選手権で浜松開誠館の初戦の相手だ。竹田の2歳上の兄・航進(こうしん)さんは、開誠館サッカー部出身。「大津は技術もあるが、開誠館は球際が強いチーム」と“両チームを知る男”が分析した。県選抜で一緒にプレーしたMF菅原太一(2年)ら仲間もいる。「球際の強さを発揮すれば開誠館の方に勝機がある」と期待を込めた。前田監督は「(大津高は)守りも攻めも統一されていて、チームが一つになっていた」とリスペクト。「(開誠館には)静岡県代表として大津高を倒してほしい」とエールを送った。

(森 智宏)

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