ボートレース鳴門で開催されていた「SG第25回チャレンジカップ」優勝戦は最終日の27日、第12Rで行われた。6号艇の深谷知博(34)=静岡支部・103期=が6コースから2M抜きで優勝。1号艇の山口剛が2着、2号艇の石野貴之が3着に入った。
深谷は1M展開を突いてバック3番手にいたが、先行していた山口、篠崎を2Mまくり差しで抜き、道中で山口を抑え込んだ。3連単は4万4640円の配当となり、11Rのレディースチャレンジカップ優勝戦に続いて6コースの選手が優勝して、大波乱の決着となった。
2020年10月の大村ボートレースダービー以来、SG2度目のVとともに、2年ぶりのグランプリ出場を決めた深谷は「すごくうれしいです。1M回った瞬間は3等と思ったけど、2M展開がありました。グランプリにつながったし、しっかりレースができるように頑張ります」と笑顔を見せた。