花巻東の怪物スラッガー・佐々木麟太郎内野手(2年)は27日、神奈川県内で行われた横浜隼人(神奈川)との練習試合に出場。チーム関係者によると、右翼席と左中間へそれぞれ1本ずつ本塁打を放った。26日に関東近郊で行われた国士舘(東京)との練習試合でも1発を放っており、2日連続のアーチ。高校通算本塁打数は、106本に到達した。
秋季東北大会では2回戦(10月11日)で鶴岡東(山形)に3―8で敗れ、センバツ出場は絶望的な状況となった。ただ、新チームの主将を務める佐々木は、チームの勝利のために懸命にバットを振り続けている。
同大会終了時点では、通算93発。同大会から27日までの約1か月、練習試合で13本ものアーチを積み重ねた。チーム関係者によると、これまで一塁が定位置だったが、基本的には三塁を守ることが増え、状況によっては右翼手もこなしているという。
なお、高校最多本塁打は清宮幸太郎(現日本ハム)の111発。清宮の記録まであと5本に迫り、早ければ来春にも新記録を樹立する可能性が出てきた。なお、年内の花巻東の練習試合はこの日の横浜隼人戦が最後となる予定。