FCふじざくら、皇后杯で山梨県勢初勝利!田中里穂主将は天皇杯制した甲府に「続いて頑張っていきたい」

スポーツ報知
得点を決めたふじざくらDF浜名花子

◆サッカー◇皇后杯全日本女子選手権1回戦 FCふじざくら山梨1―0日体大SMG横浜 (27日、静岡・藤枝総合運動公園サッカー場)

 来季からなでしこ2部に参入するFCふじざくら山梨(関東第7代表)は、日体大SMG横浜(なでしこ1部)を1―0で破り、山梨県勢初勝利を挙げた。

 圧倒的に相手にボールを保持される中で値千金弾を決めたのは、今季新加入したDF浜名花子(23)だった。前半46分、FW清水千陽(23)がこぼれ球を奪って攻め上がると、右サイドバックの浜名が「本能の赴くままに」追走。清水からのパスを受け、中央から右足で放ったシュートがゴールネットを揺らした。

 後半に入ると、相手は陣形を押し上げようと、攻撃的な選手を投入。さらなる劣勢を強いられたが、GK出口春奈(27)はシュートをはじき返す好セーブを見せた。センターバックとしてDF松岡沙由理(30)とともに体を張ってゴール前を守ったDF松原ゆき(25)は「まさか勝てると思わなかった」とシュート数6対19の激戦を振り返った。

 チームの今季の目標は3つだった。関東2部優勝、なでしこ2部参入、そして皇后杯の県勢初勝利。3つ目の目標達成となったこの試合を田口友久監督(30)は「今季を象徴するような試合でした」と振り返った。格上が相手でも少ないチャンスをものにして、全員で守り切る。なでしこ1部相手でも、この戦い方が通用したことに監督は「ちゃんと積み上げができている」と手応えをつかんだ。

 J2ヴァンフォーレ甲府が、J1相手に5試合連続の下克上で初優勝したことは、少なからずチームの刺激になっている。MF田中里穂主将(23)は「(甲府は)厳しい戦いが続く中で県一丸で勝った印象があります。この流れに乗って頑張っていきたい」と皇后杯での下克上再現に意欲を見せた。

 2回戦は12月3日、宮城県石巻市でニッパツ横浜FCシーガルズ(なでしこ1部)に挑む。古巣との対戦となるGK出口は「人一倍も、二倍も負けたくない気持ちがある」とゴール前に立ちはだかる決意を示した。(甲斐 毅彦)

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