◇サッカー◇皇后杯全日本女子選手権▽1回戦 静岡SSUボニータ4-1吉備国際大Charme岡山高梁(26日、藤枝総合運動公園)
1回戦が行われ、静岡SSUボニータは4―1で吉備国際大Charme岡山高梁に快勝した。途中出場のMF小池真理(22)が2得点。試合直前のアクシデントで主力を欠く危機をチーム一丸で乗り越えた。
華麗な2発で試合を決めた。小池は2―1の後半30分に右サイドからのクロスをワンタッチで合わせてネットを揺らすと、終了間際にもGKの股を抜く技あり弾を沈めた。「思い切ってプレーできました」。なでしこ2部優勝を決めたリーグ最終戦に続く2得点に、会心の笑みを浮かべた。
先発予定だった選手が当日に交通事故に巻き込まれた。ケガなどには至らなかったが、大事を取って欠場。小池は「人が変わっても、このチームは一緒のプレーができる」。2回戦は12月3日に、C大阪堺レディースと対戦する。ピンチを乗り越えたチーム力で、真っ向勝負する。