◆フィギュアスケート ▽全日本ジュニア選手権 第2日(26日、茨城・笠松運動公園スケートリンク)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、12月のジュニアGPファイナル(トリノ)に出場する片伊勢武アミン(関大)が、ISU(国際スケート連盟)非公認ながら“自己ベスト”を上回る83・27点をマークし、首位発進。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、3回転ループ、ルッツ―トウループの連続3回転と全ジャンプを降りた。
得点が表示された瞬間は驚いたような顔を見せ「やるべきことをして、納得のいく点数が出たのでほっとしている気持ちが大きい。ジャンプだけじゃなく、他の部分も評価してもらえたことが点数から分かったので、すごいうれしかった。なんかほめてもらったような気持ちになりました」と話した。
フリーは27日に行われる。2位に10点差以上つけ、初優勝も見えてきた中、「フリーは、ノーミスを目指すんですけど、ミスがあっても最後までまとめる力をつけてきた。自分のベストな演技ができたらいいかなと思う」と意気込んだ。
吉岡希(法大)が、71・84点で2位、中村俊介(木下アカデミー)が70・28点で3位だった。2人ともジュニアGPファイナル出場が決定している。