「NPB AWARDS 2022 supported by リポビタンD」が25日都内で行われ、北海道白老町出身の根本悠楓投手(19)が、ファーム優秀選手賞を受賞した。
手にした盾の喜びが、根本の向上心に火をつけた。ファーム優秀選手賞を受賞した。「選ばれたことはとてもうれしい」と言ったが、プロ初勝利を含む3勝の今季を終え、目線は高みに向けられた。「最多勝は取りたいので。ファームでは選ばれないようにしたい」。来季以降の1軍表彰へ、思いを強くした。
結果は残したが、13試合登板の今季に「結構間隔を空けて投げていたので。来年は中6日とかで投げたい」とローテーション確保を狙いに定める。24日には故郷の白老町を表敬訪問し、好物のいくらや牛肉などを受け取った。「応援されているのはものすごく伝わってきた」。声援も励みに階段を上っていく。