箱根駅伝前哨戦のMARCH対抗戦で青学大が連覇 エース近藤幸太郎とルーキー黒田朝日の同部屋コンビが奨学金ゲット

スポーツ報知
MARCH対抗戦で青学大の同部屋コンビの近藤幸太郎(右)と黒田朝日が大活躍し、総額6万3000円の奨学金をゲットした

 今年の第98回箱根駅伝(1月2、3日)で優勝した青学大、同6位の中大、同10位の法大、同14位の明大に加え、来年の第99回大会(来年1月2、3日)で55年ぶりの復活出場を決めた立大の5校による「GMOインターネットグループプレゼンツMARCH対抗戦2022」が25日、東京・町田GIONスタジアムで開催された。1万メートルで各校上位10人の平均タイムで争い、青学大が28分35秒18で連覇。30万円の奨学金を授与された。

 青学大は今季の学生3大駅伝初戦の出雲駅伝(10月10日)は4位、同2戦の全日本大学駅伝(6日)は3位。2冠を果たした駒大に完敗したが、残る最終戦の箱根駅伝に向けて原晋監督は「駒大と戦える態勢が整ってきた」と巻き返しに自信を見せた。

 スタジアムにはレーザービームが飛び交い、レース中は出場5校の応援団が選手にエールを送った。大会の様子はアベマTVでライブ配信され、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演中の俳優・高橋克典が放送席から選手を鼓舞。画期的な大会を立案した原監督は「アスリートファーストで、ファンも楽しい。今までの陸上界にはない大会です。しかも、今回の箱根駅伝には立大が55年ぶりに出場します。MARCHの5校がすべてそろった。全員集合です。箱根駅伝の前哨戦となるMARCH対抗戦は『ABEMAだヨ!全員集合大作戦』ですよ」と胸を張った。

 ブランド校として知られる「MARCH(マーチ)」(明大、青学大、立大、中大、法大)が箱根駅伝の前哨戦としてガチンコ勝負するMARCH対抗戦。2回目の今回も終わってみれば、青学大の独壇場だった。1万メートルで13人が28分台をマークし、上位10人の平均タイムは28分35秒18。29分10秒05で2位と健闘した立大に約35秒の大差をつけて圧勝した。個人トップは青学大のエース近藤幸太郎(4年)で28分18秒24。2年連続で3万円の奨学金をゲットした近藤は「トップを狙っていました。3万円はうれしいです」と満面の笑みで話した。

 青学大は2位の目片将大(4年)、3位の岸本大紀(4年)、4位の横田俊吾(4年)が自己ベスト記録を更新し、トップ4を独占した。

 さらに期待のルーキー黒田朝日が28分33秒62で自己ベストを2分3秒62も更新。最も大きく自己ベストを更新した選手に与えられるABEMA賞の3万円を贈呈された。個人8位の奨学金3000円と合わせて3万3000円をゲットした黒田は「きょうの目標は28分台でした。思った以上に走れました」と笑顔を見せた。

 東京・町田市の選手寮で近藤と黒田は同じ部屋で暮らす。「黒田は強いです。きょう一番、お金をもらったのは黒田ですよね。おごらなくていいかな」と近藤は笑いながら、同部屋の後輩をたたえた。黒田は「近藤さんはとても優しいので、部屋でリラックスできます。そのお陰で、競技でいい結果が残せています」と近藤先輩に感謝した。

 原監督は「近藤は青学大のエースから学生界のエースになりつつある。箱根駅伝では臆せずに駒大の田沢廉君(4年)と堂々と勝負してほしい。黒田は10区間どこでも走る力がある」と期待を寄せる。青学大の箱根駅伝連覇は「最強部屋」のエースとルーキーが鍵を握っている。

 MARCH対抗戦のチーム成績と個人成績は以下の通り。カッコ内は奨学金。

 ▽チーム成績

<1>青学大 28分35秒18(30万円)

<2>立大  29分10秒05(20万円)

<3>中大  29分16秒08(15万円)

<4>法大  29分27秒46(10万円)

<5>明大  29分59秒57(5万円)

 ▽個人成績

<1>青学大4年・近藤幸太郎 28分18秒24(3万円)

<2>青学大4年・目片 将大 28分19秒53(2万5000円)

<3>青学大4年・岸本 大紀 28分20秒29(2万円)

<4>青学大4年・横田 俊吾 28分24秒78(1万5000円)

<5>立大3年・ 関口 絢太 28分29秒24(1万円)

<6>中大2年・ 阿部 陽樹 28分30秒18(8000円)

<7>法大4年・ 中園慎太朗 28分32秒89(5000円)

<8>青学大1年・黒田 朝日 28分33秒62(3000円)

オープン参加(ペースメーカー)SGH・鈴木塁人 28分22秒23

※奨学金の一部が誤っていました。訂正します。

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