田中恒成、比嘉大吾らと対戦したモイセス・フエンテスさんが37歳で死去  昨年10月、KO負け後に闘病生活も回復願いはかなわず

スポーツ報知
フエンテスさん(右)と比嘉 

 プロボクシングWBCのマウリシオ・スライマン会長は25日、自身のツイッターで、元世界2階級制覇王者モイセス・フエンテスさん(メキシコ)が24日、死去したことを明らかにした。スライマン会長は「神に感謝します。モイセス・フエンテスはすでに安らかに眠っています。彼は最後の一滴まで戦った戦士です。彼の家族と友人に哀悼の意を表し、この苦しい1年間、筆舌に尽くしがたい愛情をもって献身的に働いてくれた彼の妻に感謝の意を表します。彼が安らかに眠れるように」と追悼した。

 海外メディアの報道などによると、フエンテスさんは24日朝、メキシコシティーで亡くなった。37歳だった。昨年10月、ダビ・クエジャール・コントレアス(メキシコ)に6回KO負けしたフエンテスさんは試合後、キンタナ・ローの病院に搬送され、脳内に重度の血栓が発見され、開頭手術を受けた。一命は取り留めたものの、1年以上にわたり、闘病生活が続いていたが、その間、多くの合併症に苦しんでいたという。

 フエンテスさんは2007年5月にプロデビュー。11年8月にはラウル・ガルシア(メキシコ)を破り、WBO世界ミニマム級王座を獲得。さらに13年9月にはWBO世界ライトフライ級暫定王座を手にして2階級制覇を成し遂げた。14年5月にドニー・ニエテス(フィリピン)に敗れ、王座統一は逃した。

 18年2月、当時WBC世界フライ級王者だった比嘉大吾(当時は白井・具志堅スポーツ、現・志成)に挑み、初回KO負けを喫した。同年9月にはスーパーフライ級10回戦で元世界4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(帝拳、ニカラグア)と対戦し、5回TKO負けしている。事故に遭ったクエジャール・コントレアス戦は、3年1か月ぶりの試合だった。

 戦績は25勝(14KO)7敗1分け。

 16年12月、フエンテスさんとWBO世界ライトフライ級王座決定戦を戦い、5回TKO勝ちした田中恒成(畑中)はこの日、自身のツイッターに「2016年大晦日に試合で戦った選手が亡くなった。思い出深い試合だ。イヴァン・カルデロン、ドニー・ニエテス、比嘉大吾、ローマン・ゴンサレス 長年にわたって多くの名選手達と戦った偉大な世界二階級王者。1年前の試合で意識を失って、1年間の闘病。俺の仲間皆んなで合掌 

Thank you, Moises Fuentes.」(注・外国人選手は原文ではアルファベット表記)などと投稿し、哀悼の意を表した。

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