石炭の街・赤平市が生んだ「がんがん鍋」、各店個性を発揮し注目度上昇中・・・「あの街行く 北海道」

スポーツ報知
がんがん鍋をおいしそうに頬張る赤平市商工労政観光課の米倉さん

 かつて石炭の街として栄えた赤平市では、当時から家庭で親しまれた食が、町の盛り上げに一役買っている。市内7店舗で提供している「がんがん鍋」は、豚ホルモンと道産野菜を使い、みそ味ベースが定義。そこに各店がアレンジを加え、個性的な味を作っている。

 市民の有志によって「がんがん鍋」と命名されたのは2005年。赤平がんがん鍋協議会の代表を務める、滝本守さん(69)は「炭鉱は重労働なので。スタミナをつけるために、手に入りやすい豚ホルモンを食べていたのが始まり。がんがん食べてがんがん働くというのが名前の由来です」と話す。滝本さんが経営する「焼肉のたきもと」では寸胴鍋で一度に50~60食分を作る「豚汁に近い感じ」の物を提供。市内各店ではカレー風味や辛口の鍋など、様々な鍋を食することができる。

 滝本さんは今年9月に札幌で行われたオータムフェストにも出店し、がんがん鍋を販売した。「食べた方にはとても好評だったが、まだまだ知られていないので。もっと広げていきたいですね」。知名度向上への思いを口にした。

 サウナ好きの方に訪れて欲しいおすすめの場所を、商工労政観光課観光係の佐藤文計が紹介します。エルム高原リゾート内にある「家族旅行村」では、1年中キャンプができるんです(小学生以上520円)。雪が積もる冬場も利用する方に人気なのが、敷地内にある「エルム高原温泉ゆったり」(中学生以上500円、小学生300円)。サウナの温度は約95度と高めで「肌ざわりが優しい」と評判の地下水を使った水風呂は約15度。「温度差があるのがいい」と親しまれています。皆さん、赤平市にぜひ「整い」に来てください!

 隠れた特産品を商工労政観光課産業振興担当の柴田尚が紹介します。1989年創業の「赤平製紙」では、道内に流通するエリエール製品を全て、製造しているんです。初めて知った方も多いんじゃないでしょうか。同社の製品は道内シェア100%を誇るだけでなく、ふるさと納税の返礼品にもトイレットペーパーやティッシュなどがあり、人気を博しています。

 ◆赤平市 空知総合振興局にあり、人口は9081人(10月31日時点)。1954年に市制施行。かつては炭鉱で栄え、現在は工業誘致などによる製造業が主産業。今年のアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」のロケ地としても脚光を浴びた。タレント鈴井貴之の出身地としても有名。畠山渉市長。

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