渋野日向子“2つの力”で3アンダー好発進!「パワーもらっちゃいますね」国内女子ゴルフ今季最終戦

スポーツ報知
渋野日向子

◆女子プロゴルフツアー今季最終戦 メジャー▽JLPGAツアー選手権リコー杯 第1日(24日、宮崎・宮崎CC=6487ヤード、パー72 報知新聞社後援)

 今季から米女子ツアーを主戦場としている渋野日向子(サントリー)が、4バーディー、1ボギーの3アンダーでホールアウトした。米ツアーは先週で今季最終戦を終えており、今大会が今季のラストツアー。2年ぶり3回目出場となる今大会は2019年に2位、2020年は3位と好相性で“3度目の正直”での2022年V締めに好発進を決めた。

 渋野は前半を「チャンスに付きながら外したり、ロングパットを寄せて何とかパー。耐えるというより、もったいないゴルフでした」と振り返ったようにバーディーなし。8番でボギーをたたき、1オーバーで折り返した。しかし、後半最初の10番で数十センチに寄せて初バーディーを挙げると、11番は4メートルを沈めて連続奪取。13番、18番でも伸ばして笑顔でフィニッシュした。

 この日は上下とも、黒色のウェアで臨んだ渋野。晴天で天候にも恵まれた初日を「真っ黒だから太陽の光を吸収して、全部汗に変わりました」と“しぶこ節”で報道陣を笑わせた。ラウンドを振り返り、「前半は縦距離が合っていなかったけど、そんなに悪いイメージではなかったです。まだ振り切れていないなという感覚。(パー5の)9番で取らんとなと思っていながら取れずに残念だったけど、そんなに引きずってはいなかった。(直後の)10番でティーショットをうまく打てたからこそのセカンド。そこから4つ(バーディーを)取れたのは良かったです」と納得の表情を見せた。

 初日の好プレーは“二つのパワー”が源になった。一つは子どもたちの声援だ。渋野は「10番の横に小学校5年生の子たちがいっぱいいて、その子たちに救われました。10人くらいで、白い帽子をかぶって見ていて。単純に、かわいい。(パワーを)もらっちゃいますね」。出だしの1番でも、見守っていた女の子2人から「グリーンのそばで待っていてくれて、ナイスパーとか言ってくれて。ありがたかったです」。“小さな応援団”からのエールを力に変えた。

 もう一つは、サッカー日本代表だ。前夜のワールドカップ初戦で、強豪ドイツに勝利。「昨日はどうしても時差ボケに勝てず、9時過ぎに寝てしまいました」と苦笑いで明かしたが、朝起きて気づいた吉報に「マジで!?ってなりました。見れば良かったと後悔しました。でもすぐにテレビをつけて、ニュースがそればっかりだったので(見られて)良かったです」と声を弾ませた。競技は違えど、日の丸を背負い、日本の代表として世界で戦う選手たちに「家にいる時とか、テレビで試合をやっていると見たりしますね。すごく勇気をもらうし、見ていて感動します。団体競技が好きだからこそ、余計に」と目を輝かせた。

 渋野は、今季国内ツアーはここまでの3戦を予選落ち(ブリヂストンレディス)、9位(樋口久子・三菱電機レディス)、64位(TOTOジャパンクラシック)に終わっている。11月15日に誕生日を迎えており、「日本で24歳初の試合なので、頑張りたいですね。明日も伸ばすところで、しっかりと伸ばせたらいい。もう上を向いていくだけなので、しっかりと攻めるところを攻めていきたい」と24歳初勝利に意欲。今季国内4戦目、そして今季の自身最終戦を優勝で飾り、日本のファンに“しぶこスマイル”を届けるか。

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