高部JFCが12年ぶり優勝!…12月26日から鹿児島市で全国大会出場

スポーツ報知
12年ぶり優勝に笑顔の高部JFCのメンバー

◇報知新聞社後援 全日本U―12サッカー 選手権静岡県大会 ▽決勝 高部JFC 5-0RISE SPORTS CLUB(23日・蛇塚北グラウンド)

 高部JFCが、12年ぶり2度目の優勝を飾った。準決勝で3連覇の懸かるエスパルスU―12清水を2―1で撃破。RISE SPORTS CLUBとの決勝戦は、栗田虎空(とら、6年)が2ゴール1アシスト。遠藤優空(ゆうあ、6年)が先制V弾を含む2得点と自慢の攻撃陣が爆発し5―0で快勝。12月26日から鹿児島市で行われる全国大会の切符を手にした。

 高部JFCが強雨を切り裂くゴールラッシュで頂点に立った。前半11分、山田栞汰(6年)のスルーパスに抜け出した遠藤が右足を振り抜きゴール。「信じて走りました。練習試合などでよく相手を崩す形ができた」と胸を張った。

 気持ちを入れて決勝戦へと臨んだ。エスパルスU―12清水との準決勝(2〇1)で今大会初の不発に終わった遠藤。「前の試合で点を決められなかった。先制点を決めてみんなを楽にさせたかった」。チームに勢いをつけると同19分、大木琉生(6年)の左クロスを栗田がスライディングシュート。「(ボールが)来ると思ってゴール前につめていた」と鮮やかな連係で完全に主導権を握った。

 後半にも3点を加点。マルチ弾を叩き出した栗田は今大会チーム最多の9得点。遠藤は8得点と攻撃の柱が躍動。大木のダメ押しの5点目も飛び出し5発の圧勝劇で12年ぶりの優勝。それでも栗田は「優勝は最低限」と全国へ“忘れ物”を取り返しにいく。

 5月に行われた全国小学生選抜選手権(チビリンピック)で鹿島アントラーズつくばジュニアに0対2で敗れ準優勝。「鹿島を倒し全国優勝」を合言葉に約半年間、攻撃力を磨いてきた。チームとしてフィールド全体を意識することを心掛け猛練習。空いている逆サイドにパスを送り込むなど、相手DFの崩しの選択肢を増やしてきた。

 遠藤は「(全国大会の)決勝戦で今度こそ勝ちたい」。栗田は「次こそ鹿島にリベンジしたい」と決意。静岡を制した誇りと自信を胸に、いざ鹿児島へと乗り込む。

(森 智宏)

 【RISE SPORTS CLUB】大塚優志主将(6年)は「全力をつくした結果」とすがすがしい表情で語った。2回戦では2年連続準優勝のエスパルスU―12三島を1―0で破るなど快進撃を続け決勝の舞台へと駆け上がったが「相手のパス回しに負けた」と唇をかんだ。それでも徹底的に練習してきたパス回しが大会を通じて成長。「みんなで盛り上げ最後まで戦えた」と笑顔で記念撮影を行い会場を後にした。

 【エスパルスU―12清水】準決勝で高部JFCに1-2で敗れ3連覇の夢が絶たれた。0―2で迎えた試合終了間際に光田湧翔(6年)のヘッドで1点差に詰め寄るも反撃はそこまで。新村泰彦監督(52)は「最後に奪った1点は、選手全員が負けたくない気持ちが全面に出ていた」と選手をたたえた。中井鳳雅主将(6年)は「縦への突破がもっとできるように頑張りたい」と今後の飛躍を誓った。

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