【楽天】ドラフト1位・荘司康誠投手「ゆくゆくは沢村賞」…新入団会見でファンに誓った23年の飛躍

スポーツ報知
新入団選手発表会見に臨んだ楽天の新人選手たち(代表撮影)

 楽天のドラフト1位・荘司康誠投手(22)=立大=が23日、仙台市内の楽天生命パークで新入団選手発表会見に臨んだ。最速157キロを誇る期待の右腕の背番号は「19」に決定。06~09年に当時の監督だった故・野村克也氏(享年84)がつけていた背番号を背負うことになったドラ1は「ゆくゆくは沢村賞」と大きな目標を掲げ、新人年からの活躍を誓った。また、ファン感謝祭も行われた。

 偉大な背番号に、荘司の表情は引き締まった。ドラ1右腕が受け取ったのは球団創生期を支えた名将も背負った19番だ。「本当に偉大な先輩方がつけていた番号。その分責任はあると思いますし、この番号に恥じない活躍ができるように」と言葉に力を込めた。

 19番は、田中将大投手(34)が米メジャー・ヤンキース時代の14~20年まで背負った番号でもある。田中は楽天時代の13年には28試合に登板し24勝0敗1セーブ。目指すのは“不敗神話”を樹立したマー君のような存在だ。「ファンの皆さんに『荘司が投げれば今日は安心だ』と思っていただけるような投手になりたい。そういう意味でも相手の打者を圧倒できるような、そんな投手になりたい」と気合をみなぎらせた。

 最速157キロの直球が武器。ただ、さらなる成長へ向けて、田中に加え岸孝之投手(37)、則本昂大投手(31)ら偉大な先輩からも学ぶ構えだ。「見て学べるところはあると思うので、一つ一つの行動などを観察というか、勉強するつもりで学べたらいいと思っています」と目を輝かせた。

 即戦力として期待される22歳は「1年目はまずチームに慣れていち早く戦力になるという目標でやる」と前置きした上で「ゆくゆくは沢村賞。投手として最高の名誉を取れるような投手に」と先を見据えた。行く先が楽しみな19番。プロでも精進を続け、その名と背番号をプロ野球史に刻む。(高橋 宏磁)

 ▽2位・小孫竜二投手(25)=背番号22=「球団を代表する田中将大選手にいろんなことを聞いて、全てにおいて吸収したいと思います」

 ▽3位・渡辺翔太投手(21)=背番号31=「プロの最初の背番号で31番をつけさせてもらえる。最高のサイ(31)でいきたいなと思っています」

 ▽4位・伊藤茉央投手(22)=背番号41=「小さいころに何度も球場に見にきて、そのときは上から見ていた。グラウンドに降りて違う景色を見ると、やっぱり気が引き締まる、そんな感じでした」

 ▽5位・平良竜哉内野手(24)=背番号30=「スカウトの愛敬さんが『30本打ってほしい』という思いから、選んでいただけた番号。その思いも背負ってやりたい」

 ▽6位・林優樹投手(21)=背番号64=「福山(博之)投手や、偉大な先輩がつけていた番号。自分も恥じないように、これからやっていきたい」

 ▽育成1位・辰見鴻之介内野手(21)=背番号146=「出身である西南学院大の知名度を上げられるよう頑張りたい」

 ▽育成2位・古賀康誠投手(18)=背番号130=「今夏の甲子園決勝で仙台育英高校と対戦して、東北楽天に入団する。なにかあるな、縁があると思う」

 ▽育成3位・竹下瑛広投手(22)=背番号155=「まずは体を土台からつくって、1年間けがなく終われるようにしたい」

 ▽育成4位・永田颯太郎内野手(22)=背番号131=「スローイングをもっと伸ばしつつ、守備も打撃も伸ばしていきたいです」

 〇…ファン感謝祭には、トレードで中日への移籍が決まった涌井秀章投手(36)も出席。あらゆる場所に顔を出し、ファンと交流し「感謝のつもりで回っていました」と話した。安田悠馬捕手(22)ら今季のルーキーたちは軽快なダンスで会場を沸かせ、田中将は2対2の“ゴルフ対決”で盛り上げた。また今季限りで引退する福山博之投手(33)の引退セレモニーも行われた。

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