切り札・三笘が同点弾の起点に…超攻撃的布陣を敷いた「監督の決断は素晴らしい」

スポーツ報知

◆カタールW杯 ▽1次リーグE組 日本2―1ドイツ(23日・ハリファ国際競技場)

 【ドーハ(カタール)23日=スポーツ報知W杯取材班】FIFAランキング24位の日本が、同11位のドイツに劇的な逆転勝ちで白星発進した。後半30分に途中出場のMF堂安が同点弾、同38分に同じく途中出場のFW浅野が逆転ゴールを決めた。優勝4度の強豪相手に歴史的な勝利をもぎ取った。

 タイミングを見逃さなかった。1点を追う後半30分、左サイドから内側に切れ込み2人を引きつけた三笘は、DFラインの背後に飛び出した南野へ絶妙なパス。南野のシュート性の折り返しをGKノイアーがはじいた所を堂安が左足で押し込んだ。「最初に相手が縦に行くのを警戒しているのが分かったので。次も縦を切っていたし、(相手が)食いついた瞬間、そこを(南野)拓実くんがすばらしい動きをしてくれた」と振り返った。

 W杯デビューの瞬間が訪れたのは、1点を追う後半12分。長友に代わり、左ウィングバック(WB)に投入された。「ボールを取ったらカウンターで出て行くことを意識していました。高い位置を取ることで相手を引きつけて、自分たちに流れを持って行こうと思っていた」。16分には中央をドリブルで運び、浅野の好機を演出。終盤にはドリブルで持ち運び、時間を作った。

 森保監督は後半から3バックを決断。同29分からは左WBに三笘、右WBに伊東という超攻撃的な布陣でドイツ相手に逆転勝利を収めた。「WBが攻撃にいけると分かっていたし、僕たち自身もここ(後半開始)で3バックをやるとは思っていなかったけど、監督はその可能性を示唆していた。ぶっつけ本番のところは正直あったけど、そこで決断をした監督は本当にすばらしいと思います」と指揮官の攻撃的な采配について語った。

 次戦27日のコスタリカ戦で決勝トーナメント進出が決まる可能性もある。「中3日なので、次の試合で勝つか負けるかが大きい。この流れをうまくつなげられれば、3戦目のスペイン戦で少し余裕が出るかもしれない。ベスト8に向けて、そこでチームが休める可能性もある。それだけこの1試合は意味があると思っています」と先を見据えた。

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