菜葉菜、1人4役に初挑戦「悩み抱える人にもう一日生きる力を」…自身は佐藤浩市の一言で前進

スポーツ報知
特技は「ベリーダンス」という菜葉菜(カメラ・矢口 亨)

 女優・菜葉菜(なはな、年齢非公表)が、26日公開の主演映画「ワタシの中の彼女」(中村真夕監督)で20代~40代の孤独を抱える4人の女性を演じる。1人4役への初挑戦や女優業への思いをスポーツ報知に語った。

 短編映画4編からなるオムニバス作品で、40代主婦や30代独身OL、20代の風俗嬢、40代の盲目の女性を演じ分けている。100作品以上に出演してきたが、1人4役は初めてで「ビジュアル的な表現も含めて『これは難しいぞ』とプレッシャーも感じましたが、挑戦的な試みで演じていて楽しくもありました」と年齢や人生観が異なる女性に次々と扮(ふん)した。

 本作4話目では、盲目の役柄に初挑戦。実際に当事者への取材も行い「皆さん視覚に頼れない分、他の感覚が研ぎ澄まされている。人の本質を見るような雰囲気や思考を取り入れました」と役を追求した。劇中で詐欺をたくらむ青年とのシーンでは、視線こそ合わないものの全てを見透かすような表現で、やり取りにリアルな緊張感を生んでいる。

 保育士の経験を経て、2005年に主演映画「YUMENO」で本格的に女優デビュー。今年だけで9本の映画やドラマに出演し、個性派として重宝されるが「昔は自分の容姿に自信が持てずコンプレックスの塊で。ある時、共演した佐藤浩市さんが『菜葉菜はその顔だからいいんだ』と言ってくれて。今回の作中の女性たちと同じで、悩みや個性と向き合って一歩ずつ前進して今があります。作品を通じてもう一日生きて頑張ってみようという力を感じ取ってもらえたら」。この先も一歩一歩、自分らしく女優道をまい進していく。(奥津 友希乃)

 ◆「ワタシの中の彼女」 第1話「4人のあいだで」は、20年ぶりに再会した大学の同級生40代男女3人の一晩の物語。2話「ワタシを見ている誰か」は、在宅勤務のOLとフードデリバリーでアルバイトする男女二人の物語。3話「ゴーストさん」は、路上生活者の女性が殴られ死亡した実際の事件をもとに描く物語。4話「だましてください、やさしいことばで」は盲目の40代の女性とオレオレ詐欺を目論む青年との物語を描いている。計69分。出演は、菜葉菜、占部房子、草野康太、好井まさお、浅田美代子、上村侑ら。

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