山本草太、SP今季世界最高で首位発進「やったぁとか嬉しいというより、安心した、ホッとした」NHK杯男子SP一問一答

スポーツ報知
男子SP  髪を振り乱し演技する山本草太 (カメラ・竜田 卓)

 ▽グランプリ(GPシリーズ)第5戦・NHK杯 男子ショートプログラム(18日、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 GP第3戦フランス大会2位の山本草太(中京大)が、自己ベストを3年ぶりに更新し今季世界最高となる96・49点をマークして1位発進。昨季と同じ「イエスタデイ」を演じ、2本の4回転ジャンプなどノーミスで滑りきった。

 シニア本格参戦から7季目、NHK杯は5年連続出場で同大会初の表彰台を目指す。SP後は「やったぁとかうれしいより、安心、ホッとしたという気持ちが出てきました」と語った山本の一問一答は、以下の通り。

 ◆ミックスゾーン

 ―演技を振り返って

「そうですね。朝の公式練習もサルコーがパンクしたりとか、してしまったので。シーズン最初の試合も公式練習サルコー失敗して本番も失敗してしまうケースがあったので、それを思い出して。練習駄目だったけど本番では絶対跳べるようにっていうのを、6分間練習と自分の出番前に調整して、しっかり成功できたのでそこはすごく成長した部分かなと思います」

 ―ジャンプ3本ノーミス

「久しぶりになんか、試合前に緊張してしまっていたし、滑走順最終滑走だったので、ちょっと不安がよぎったんですけど、絶対やるぞって本番前に気持ちをうまく切り替えられたのは、何か強くなった部分なんじゃないかなというふうに思います」

 ―演技後のガッツポーズ

「なんかやったぁとか嬉しいというより、安心した、ホッとしたという気持ちが出てきました」

 ―力を入れて練習してきたフリーに向けて

「今日も、とりあえずノーミスで揃えたんですけど、もうショートの事は忘れて。しっかりとフリーに気持ちを切り替えて練習してきたことを出せたらいいですし、明日も練習あるので。また今日みたいにたくさん考えながらやっていこうかなと思います」

 ―GPファイナルも近づいたが

「もちろん目標にはしてるんですけど、本当に自分のことしか考えてないので。明日もしっかり自分のフリーというところを意識しながら、頑張っていきたいなと思います」

 ―昨季から、2つ4回転。何がよかった?

「トウループで、ちょっと最初の4回転トウループで若干詰まったんですけど、絶対トリプルつけるってそこで、ダブルに変えてしまうと結構3、4、3点ぐらい変わってきてしまいますし。あとはちょっと、フランスでもちょっと質が良くなかったのと、あと公式でもよくなかったサルコーという所を絶対跳ぶってことを考えながらできたので。割とジャンプは何とか決められたのでよかったのかなっていうふうに思います。あとはステップがレベル3だったんですけど、スピンは一応全部レベル4取れてたので、そこはよかったんじゃないかなと思います」

 ―日本の観客がいる中で滑りに磨きがかかった

「いつも出場、5、6回ぐらい出場させていただいてるんですけども、今回も本当にたくさんの方々が会場にいらっしゃってくださってますし、本当にテレビとか色んなところから見ていただける試合だと思うので。そういった応援を受け止めながら、僕もいい演技で、見てよかったなって思えるふうな演技ができたらなというふうに思ってました」

 ―直前に4回転2本と3Aをやった。あれは体を動かさす意味で?

「そうですね。去年とか本当に、あのやり方も今シーズンからで。先シーズンまでは本当に、試合、自分の出番前は1回転とかしかやってなかったんですけど、やっぱりなんか体が動き切らないと言う風に感じましたし、アクセルとか4回転も、やっぱり一発で跳べないと感覚が良くない、本番でも跳べないよなって言うのをまあ、本当に先シーズンまでのシーズンで色々自分なりに考えて。なので最近は、1回転とか2回転とかの調整をやめて、普段の練習でももう4回転は一発で跳ぶっていうふうに、今シーズンからはやってます」

 ―演技中、余裕がある?

「全然もう必死で。練習が良くなかったから、ちょっといつもより不安もありましたし。あったからこそ、自分に集中できたというか。絶対跳ぶって、なんか強気に前向きな気持ちで行かなきゃ、絶対失敗するなと思ったので。もう思い切って行きました」

 ―自己ベストを見た時は

「正直に、嬉しかったです。なので、本当にあの目標としている100点までもう少しだと思うので。本当にジャンプの質も高めて、下の点とかももっと上げれるように、ここからは実績を今まだ積んでいる段階なので。もっともっと積めていけたらなと思います」

 ―自己ベスト3年ぶり。3年前の自分を上回ったのは?

「やっぱりこの『イエスタデイ』継続っていうのが、やっぱり去年もすごく4回転一本だったんですけど、すごく安定した演技ができていたんですけど、また今年継続して難易度あげたプログラムだったので。その良かった印象のプログラムが、どうなるかなっていう不安はオフシーズンはちょっと不安もあったんですけど、ジャンプの難度も上げて、演技も映像見る限りだいぶ良くなってきているなって自分なりには思えているので。もっともっと100点行かないってことは何かしらまだ原因があると思うので。そういったものを自分で探して見つけながら、また続けて頑張って行きたいと思います」

 ―『イエスタデイ』という曲は、過去を振り返った時に色んな感情が湧いてきたと。今年も?

「本当にもう、本当に自分らしくいられるプログラムだと思うので。今日滑ってても、緊張はありましたけど、ステップとか気持ちよく滑れたので。自分のスケートをたくさんの方に見て頂いてすごく感謝しています」

◆記者会見

 ―演技を振り返って

「今シーズン、すごくショートは安定した演技ができていて、今日もとりあえずジャンプはなんとか降りれたので、良かったかなと思います。あとは、明日に向けてしっかり、今日のことは忘れて、気持ち切り替えて頑張っていこうと思います」

 ―NHK杯はGPファイナルに向け、厳しい戦いになったが。

「僕は、まだGPシリーズでこうなかなか結果とかを残したことがなかったので。まあ今シーズンも、あまり考えすぎず、ファイナルに向けても一つ目標ではありますけど、まあ考えすぎず。自分がやるべきことを追い求めて明日、頑張っていけたらなと思ってます」

 ―山本の演技後、宇野が声をかけた姿も。幼い頃から競技会に一緒に出ていて、お互いの印象について

「僕が演技終わってから、昌磨君が第2グループだったので、6分間練習の前ですれ違って、昌磨君から『良かったね』とか、あとは『トウループよくつけたね』みたいなことはこう言ってくれたんで。まあすごく、嬉しかったです。普段中京とかでも一緒に練習こうさせていただく、機会が多くて。本当に昌磨君の練習の仕方とか、すごく勉強になりますし、そのスケートへの向き合い方とか参考になる部分がすごく多いので。そういった先輩を見習って、これからも僕も、目標として頑張っていけたらなと思っています」

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