坂本花織、世界女王として悩みながらSP2位「仕切れ直せそうな、いいきっかけになった」NHK杯女子SP一問一答

スポーツ報知
女子・SPで 演技する坂本花織(カメラ・竜田 卓)

 ▽グランプリ(GPシリーズ)第5戦・NHK杯 女子ショートプログラム(18日、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 GP第1戦・スケートアメリカを制した世界女王の坂本花織(シスメックス)はジャネット・ジャクソンのメドレー「Rock with U/Feedback」を演じ、68・07点で2位発進した。

 冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)は成功させたが、その後2本のジャンプでミスが出て「本当にふがいない結果」。昨季は北京五輪銅メダル、世界選手権では優勝し、今季に臨む上での苦しい胸中も明かした。坂本のSP後の一問一答は以下の通り。

 ◆ミックスゾーン

 ―演技を終えて

「ちょっと、ふがいない結果になってしまった感じで、これが現状なので、なんとかたえられたというのと、去年の自分のおおかげでここまでまだ点数が出るのかなと思いました」

 ―ふがいないとは?

「全体的にスピード感もなかったし、ジャンプの勢いも普通だったので。やっぱりプラスにもならないし、自分はやっぱりスピードがないと出来ないタイプなので。そこがやっぱり原因かなと思います」

 ―朝も苦しんでいた

「朝はやっぱりタイミングが全部あってなかったので。すごく不安で、この6分間でなんとか、自分の朝の不安はちょっと解消されたんですけど、やっぱ本番、曲がなると別人のようになってしまうので。それを何とかしたいなって感じです」

 ―どこがうまくいってない原因?

「やっぱり、んー、まぁ原因はいろいろあるんですけど、そこを自分の中では落とし込んで、今度から頑張ろうって気持ちで一杯なので。そこはまた頑張ります」

 ―明日に向けて

「明日のフリーは今日できなかったことをしっかり出来るように、今からの生活をしっかり調整したりとかして、万全な体調で挑めるように頑張りたいです」

 ―ふくはらぎのテーピングは?

「全然、大丈夫なんですけど、ちょっと先週末、ちょっと痛めてしまって。でも今はだいぶよくなっているので。今は補強みたいな感じなんですけど。でも大丈夫です」

 ―耐えられた、というのは

「もうほとんどが気持ちだと思うので。今年はちょっと、去年までの自分みたいに、強気になれてないかなという感じがします」

 ―強気になれていない

「去年はやっぱり、五輪があったり世界選手権があったりっていうので、すごいずっと空気もはりつめてたし、自分もこう、プログラム自体が出来が遅かったので。すごい必死の思いでやっぱりオリンピックにも出たいし、全日本にも間に合わせないといけないし。この振りも完成させないと、という気持ちで去年は挑んでたので。それが、今年はまだ去年ほど追い込めてないというのが、原因だと思います」

 ―練習量もこなせてない「練習量というより、質だと思います」

 ―集中力とか

「そうですね。集中力とか、曲かけの時に、曲かけの時の集中力が去年とは違うかな、と思います」

 ―この点数と順位、内容は今の実力が出た?

「そうですね。妥当な点数だと思います」

 ―フリーで盛り返す試合は久しぶりだが

「逆に追いかける立場の方が楽なので。久しぶりに最終滑走じゃないと言うのと、初心に帰った気持ちで。だいたい、久しぶりにこういう追いかける立場になったので。後は、てっぺん目指してできることをやるだけかなと思います」

 ―SPに合わせるとしっくりこないのか、そもそもジャンプが合わない?

「ジャンプだけ練習する時は、そこまであんまり苦戦しないけど、曲があると、まだどうしても練習の時もどこか失敗しちゃったりとか、跳び急いでしまう、みたいな感じがするので。そこをなんとか『こうやったらできる』という、百発百中で跳べるように練習をしていきたいと思います」

 ―SPも足りてない

「そうですね」

 ―中野先生からは

「んー、どうしたもんかねぇって(笑い)」

 ―ルッツが軸に斜めになったのは跳び急いだ?

「跳び急いだというよりかは、なんかアウトに頑張ろうと思ったら、ちょっと間延びしすぎた。もうちょっと早く離れて欲しかったのが、ちょっと…」

 ―追いかける立場が楽と。世界女王という立場が何か重圧を?

「んー、そういう気持ちはあんま無かったんですけど、今、この自分が思ってる中ではないと思ってても、ちょっとどこかで思ってるのかなという感じはしたんですけど、でも今回2位になって、やっとこう吹っ切れたというか。なんか、もう一回仕切れ直せそうな、いいきっかけになったと思います」

◆記者会見

 ―今日の演技を振り返って

「今日のできは本当に、不甲斐ない結果だなあっていう感じで、本当にジャンプが、アクセル以外全部はまらなかったんで、すごい悔しいです」

 ―1戦目で表彰台に乗って、ファイナルへの思いはどれくらい影響した

「ファイナルはやっぱり、去年のファイナルがなくなった時点で、今年は、今年こそは出たいっていう気持ちがあったので。結構1戦目の前から考えていました」

 ―国内の試合の難しさは

「日本開催っていうのは、すごくやっぱり緊張することも多くて。特に国内の大きい試合って言えば全日本が一番やっぱり緊張する場面で。まあそれと本当並ぶぐらい、NHK杯はすごく緊張するし、まあそのやっぱり、アメリカの歓声とか拍手とかその大きさに比べて、やっぱりそのまだまだ、やっぱり声を出してはいけないっていう規則もあるし。なんだろう、すごい、『あ、日本だな』って言う、滑っててそう感じることがすごく多くて。そういうちょっとしたことでも緊張につながるなあっていう感じはします。でもあんまり、あのなんだろう。いい緊張感になるので。そこはあんまり支障はないです」

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