山本草太、尊敬する先輩・宇野とGPファイナルへ「背中をみて頑張っていけたら」NHK杯男子フリー一問一答

スポーツ報知
男子表彰式でメダルを手に笑顔を見せる(左から)2位の山本草太と優勝した宇野昌磨(カメラ・竜田 卓)

 ▽グランプリ(GPシリーズ)第5戦・NHK杯 男子フリー(19日、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 ショートプログラム1位の山本草太(中京大)は161・36点、合計257・85点で2位。GP第3戦フランス大会に続く表彰台で、自身初となるGPファイナル(12月、トリノ)進出を決めた。

 冒頭から3本連続で4回転ジャンプを決めたが、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で2度転倒。2戦連続でSP1位から悔しい結果となったが、16年に右足首を骨折し、これまで3度の手術を経験してきた苦労人が大きなステップを踏み出した。山本のフリー後の一問一答は以下の通り。

―演技を振り返って。

「うーん、前半2つのコンビネーションを失敗したところで、結構あそこのコンビネーションは得点源なので、後半のアクセルも不安が残る中で、アクセルも転倒してしまって。そこからリカバリーを間違ってやってしまって無得点になってしまったので、ちょっとまあ、緊張もしてたし、結果のことも少し考えながらの演技になってしまったので、そこは反省してまた。うーん、まあいい練習は積めていたと思うので。また今回の課題をたくさん克服しながら、また次の試合に向けて頑張っていけたらなと思います」

 ―最終滑走の緊張感も。

「うーん、そうですね。まあ緊張感もやはりありましたし、まあでもどうなんですかね。ちょっとアクセルが不安が残ったままの試合になってしまったと思うので。もっとアクセルを練習して。4回転はだいぶ安定してきたので。アクセルもこう、苦手なジャンプから得意なジャンプと言えるくらいにしていけたらなと思います」

 ―GPファイナルではどんな演技を?

「そうですね。本当に出場できるだけでもすごくうれしいですし。怪我なく、体調も万全な状態でファイナルに出場できたらなと思います」

 ―ジュニア時代に思い出を作ったファイナルに、シニアとしてまだ戻る

「そうですね。なんか本当に懐かしい気持ちというか、すごくまたこうやってあの、なんだろう、また世界の舞台で、シニアではなかなかこう、そういった試合に出場することができなかったので。本当にここからどんどんどんどん、積み上げていけたらなあっていうふうに思います」

―最後に3連続ジャンプにしたかいがあった?

「そうですね。ちょっともういっぱいいっぱいで。その前のジャンプも間違って跳んだんですけど。最後のジャンプ、オイラーつけられたのは良かったですけど。その後、もう真っ白で。コレオも半分ぐらい省いてしまったので。ちょっとその辺の得点を積み重ねることはできなかったんですけど。もう一回整理しながら頑張って行けたらと思います」

 ―4回転も降りて

「うん、とりあえずホッとしたっていうのと、なんか今日はパンクしちゃだめだなって思ったのと、そこはなんとかできたんですけど。アクセルが跳び上がる方向が両方とも全然違ってしまったので。そこを緊張した時に、しっかり練習と同じような感覚で跳べるように修正して頑張っていけたらなと思います」

 ―4回転が決まったことで、ノーミスできるかもっていう思いも?

「そうですね。前半のアクセル、サルコーを降りてしまっていたら、多分後半もまあ、ちょっと失敗してもなんか安心できていたと思うんですけど、あそこの3連続が結構な得点源なので。そこで失敗してしまって、後半のアクセルが不安のままの状態でリカバリーできるかなと、ずっと考えていたので。それでちょっと後半は、思うような演技ができなかったので。しっかりとなんだろうな、今日のようなことも想定しながら練習していけたらなと思いました」

 

 ―前回フランス大会で2位になって、今回も表彰台。自身の中で飛躍になっている。この経験はスケート人生にどう生きていくか?

「そうですね、本当に練習はしっかりつめていたんですけど、やっぱりこうやってフリー最終滑走ということをまた経験して、本当にたくさんの課題がまた見つかりましたし。でもまあ、その課題が自分の成長に必ず繋がってくると思うので。またそれを、うん、修正しながら練習を頑張っていけたらなと思います」

 ―シニアでここまで食い込めるようになった。今季の取り組みで繋がった部分は?

「うん、そうですね。4回転がだいぶ安定したので。なんか4回転がもう怖いとか、そういう恐怖心はなくなって楽しいジャンプになってきたのは成長なんですけど、逆にトリプルアクセルが自分の場合はなんか苦手意識になってしまったので、もうトリプルアクセルは休憩ぐらいの気持ちで跳ばないとやっぱりいけないと思うので。トリプルアクセルをもっと、もっと得意なジャンプになるようにもっと練習頑張っていきます」

 ◆記者会見

 ―演技を振り返って

「ええと、そうですね。まぁ最終滑走という場面で、ちょっとまあ、そういった順番を想定して練習はしてたんですけど、やっぱり、感覚ってよりはちょっと、まあ順位とかそういったちょっと余計なことを考えてしまったのが、ちょっとミスにつながってしまったかなと思いますし、あとは前半のアクセルのコンビネーションを転倒してしまって、後をつけられなかったことが、後から少しリカバリーのことを考えすぎてしまったような演技になってしまったので。ええと、まあそういった得点源のジャンプしっかり成功させれるようにしないといけないですし、ミスしても、そういった想定をしながら、ミスした時のことを想定しながらっていう練習もしていかなきゃいけないなと思いました」

 ―ジュニアの頃から宇野と一緒に表彰台に乗っている。一緒にGPファイナルに出られる事についてと、互いの印象について(宇野の後に回答)

「ええと、ジュニアの頃は昌磨君とジュニアGPファイナルだったり、一緒に出場させていただいてたんですけど、まだシニアに上がってから僕はまぁ全然、GPシリーズとかで結果を残せていなかったので。また、えっと同じ試合に出れることがすごくうれしく思ってますし、まあ今回の試合も、まあ昌磨くんに近い順位とか取れたらいいなあっていう目標も一つあったので。とりあえずそれは達成できて、ファイナルもとりあえず出場することができてうれしく思ってます。えっと、うん、また次の試合に向けて、えっと本当にいいお手本が身近にいるので。本当に、たくさん吸収しながら、僕もえっと、まあ背中を見て頑張っていけたらなと思っています」

 ―前回大会と同じメダルの中、どこに違いがあった

「ええと、前回のフランス大会は、冒頭のサルコーと後半のアクセルを失敗してしまったので、そこの2つを、ジャンプを意識して練習に取り組んでいたんですけど、えっと、前半の4回転はすごく感覚のいいものをとりあえず跳べたと思ってますし、アクセルがまだ苦手意識が残ってしまっているので、そこもちょっと休憩ぐらいの気持ちで跳べるようにして行きたいなと思いました。で、まあ後半とかも、やっぱりスケーティングとかまあ表現という面でも、少し集中していい演技ができなかったので。そういったところも、まあ練習でやっていても、本番に繋がらないと意味ないというか、よくないので。しっかりと試合につなげられるような練習をまた積んでいけたらなと思っています」

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